いや~ 現在もボチボチと “家庭内事業仕分け” を行っている最中ですが、
おかげさまで、40脚近くあったイームズも、ほぼ転売出来たので、
以前に比べると、幾分、身の周りがスッキリして来ました。
とは言え “家庭内事業仕分け” はまだまだ道半ばです (笑) 。
今度は使わないシンバルが20枚位あるので、
仕事の合間を見て、仕分けして行こうと思います。
と言う訳で、今回は3種類のシンバルを手放す事にして、
動画を撮影しましたので、音をお聴き頂こうと思います。
まずはジルジャンの13インチハイハットシンバルです。
[トップはZカスタム、ボトムはAのクイックビートです。
ボトムのおかげでもの凄く粒の効いたサウンドが出ます。]
あくまで私感的ですが、ジャズ系の方には、
2002のサウンドエッジよりも、こちらの方がオススメです。
トップとボトムを変則的な組み合わせにしている為、
渋く濁った感じがしつつも、音抜けが非常に良いのが特徴です。
3ピースのビートロック系でも音がまとまるかと思います。
とても良いハイハットなのですが、僕はニュービートか2002の黒ロゴをメインで使っており、
たまにLIVEがある時は、見栄えが良いので (笑)、2002のサウンドエッジを使っている為、
現在のところ、この13インチのハイハットは殆ど出番が有りません・・・
なので “家庭内事業仕分け” の対象になってしまった訳です。
当たり前の事ですが、シンバルの音と重量は殆ど関係はなく、
むしろシンバルの音は材質、製造工程、使用頻度、劣化度で異なります。
シンバルメーカーと重量を聞いただけで、音色がイメージ出来るなんて、
プロ中のプロだけで、もはや神レベルのドラマーさんだけだと思います。
なのに・・・ ドラム初心者の方の中には、何かに憑りつかれたかのように (笑) 、
『重量は?重量は?』・・と、粘着質に質問をする方もいますので、
参考までに重量をもお知らせしておきます。
トップ0.9kg ボトム1.0kgです。
実際、僕も含め、少しドラムをかじった程度では、
重量で正確な音が分かる訳はないんだけどねぇ~ (苦笑) 。
ちなみに新品価格をネットで調べたところ、
最安値はトップとボトムのセットで29,000円弱です。
と言う訳で、まずはこの13インチのハイハットシンバルの音をお聴き下さい。
続きましてはパイステ2002の20インチパワーライドです。
僕は学生時代、ジャズドラマーの先生に師事していたのですが、
その先生からは、ライドは重く、クラッシュは軽く鋭く・・・ との教えを受けていました。
とは言え、プレイスタイルや演奏のジャンルでシンバルのチョイスは異なりますから、
音の選び方は千差万別でしょうが、未だに僕のシンバル選びは、先生から教わったように、
ライドは重く、クラッシュは軽く鋭く・・・ というのがポイントだったりします。
ちなみに僕がメインで使っているライドはパイステのビンテージ602の22インチのヘビーです。
やはりライドは重たいのが一番です。 もし宜しければ、その音を聴いてみて下さい。
(このシンバルは売り物ではありません。)
上記のパイステ602とは音色が異なりますが、
音が重たく、かつパワフルという点では、この2002のパワーライドは最高にいいシンバルです。
ですが、現在はメインで602を使い、サブではビンテージAジルジャンの20インチロックライドを使っている為、
この2002のパワーライドは全く使う事がなく、“家庭内事業仕分け” の対象になった次第です。
参考までに、重量は2.8kgです。
新品の価格は最安値で31,000円前後のようです。
と言う訳で、続きましては、このパイステ2002の20インチパワーライドの音をお聴き下さい。
さて、最後はAジルジャンの18インチシンバルです。
[こちらがそのAジルジャンです。
このシンバルは今から25年程前にドラム仲間から購入したモノです。]
実はこのシンバルには何も記載がなく (消えたかな ? ) 18インチというのは、
直径を計測したところ、約46cmだった為、インチ換算して18インチと判断した次第です。
また、何もシンバルに記載がないところから、ジルジャンで言うところの、
シン、ミディアム、ヘビー等の区別が全くつきません。
なので、こんな時こそ、重量測定に限ります。
散々、音と重量はそんなに関係ないと思う・・・ と、書いておきながら、
いざという時は、重量測定により、それなりに推測が出来たりしますからね・・・
人間、臨機応変に行きましょう! (笑) 。
で・・・ 重量測定をしたところ、1.8kgでしたので、18インチというサイズから想像すると、
クラッシュライド的なところでしょうか ?
実際、音は重たく、ライドでもセカンドクラッシュでも使える感じです。
また、このシンバルにはシズル穴が開いています。
ジズリーが嫌いな方はご注意下さい。
と、言う訳で、最後はこのAジルジャンの音をお聴き下さい。
さて、さて、余談ですが、僕は今バンドが崩壊して、バンド活動をしておりません。
僕は腕はともかく、ビンテージ機材のいい物は沢山持っています。
広島近郊でバンド活動をされている方で、ドラマーをお探しの方がいらっしゃいましたら、
是非、誘ってやって下さい (笑) 。
ではでは・・・
このブログにUPさせて頂いているシンバルは全て販売が決まりました。
沢山のお問い合わせ有難うございました。