いや～ 昨年末からオーダー製作の合間をみつつ、
製作した2トーン & メッキカスタムの50Sが完成したので、ご覧頂こうと思います。
[ようやく完成しました! この50Sはホームページの気まぐれ企画、
『VESPAに乗って木造校舎へ行こう!』 の撮影に使用する予定で製作しました。]
ベースは50Sビンテージですが、細部に至るまで手を入れています。
写真ではリアのナンバープレートの台座が写っていませんが、新品を準備していますので、
納車時にはお付け致します。(一番右の写真の丸い写真部内参照) ]
まず、製作中の様子を少しご覧下さい。
[全部バラバラにして、細かいパーツ類はサンドブラスト施工をしました。
ボディは下地を磨き、2トーンにオールペイントしています。
ご覧のとおり、裏も内部も細かいパーツ類も全てペイントしていますから、
大変に手間のかかった作業です。]
[色のイメージとしては、この写真の青が一番近いと思います。ピーカン時、太陽光の下で撮影した物です。
完成時の写真は夕暮れ時に撮影していますから、少し黄色っぽく柔らかく写っています。
また、塗り上がった際の写真は塗装ブースの蛍光灯に下で撮影していますから、
少し青っぽく見えます。参考までにご案内致します。]
[今回、細部に至るまでメッキ施工しました。フロントサス本体やホイールサイドは勿論の事、
ハンドルバー本体もメッキ施工した苦心作です。
メッキ施工代金だけで8万円弱かかっています (苦笑)。]
[エンジンもOH済みです。ボアアップはしておらず、純正の50ccですから原付免許でお乗り頂けます。
基本的なクランク & リアハブベアリング交換、オイルシール & ガスケット交換、
クラッチ & へッドはチェック後、丁寧に再組み立てしています。現在、絶好調です !
また、見えない部分ですが、リアのサスペンションも青と白に塗り分けています。
下から覗き込んで初めて分かると言う、“VSHのパンチラカスタム” です (笑)。]
[ハンドルバーは前記のとおりメッキ施工しております。
スピードメーターはマイル表示です。このメーターは純正ではなく社外品ですが、、
純正に比べるとメーターリングのメッキ枠が大きく、装着した際、少しはみ出るような外観になるのが特徴です。
メッキ施工したハンドルとこのメーターリングのはみ出る感じとてもマッチングするので装着しました。
尚、メーターは新品ですが、納車までにテスト走行を行いますので、
20マイル～30マイル程度、距離を刻むかと思います。]
[グリップは新品でブルーの旧ピアジオロゴ・タイプを採用。
クラッチ & ブレーキレバーならびにレバーボルト、ウインカースイッチカバーもメッキ施工しています。
ウインカーレンズは新品のクリアです。バルブは純正を黄色に塗って装着しています。]
[ヘッドライトは新品のイタリア製、FB社のプラ素材を採用。レンズカットも格好良く、軽量です。
また、ライト装着用の専用ボルトも新品に交換済みです。]
[新品の “旧型VESPA流れ文字バッジ” を装着しました。
バッジの裏を叩いて潰して装着する、1960年代モデルのリプロ品です。
装着に際し純正の穴を埋めて、新たに穴を開け直して装着しています。
イタリア製のメッキレッグシールドモール、ならびに丸型のレッグミラー、シェルタイプホーン、
ブルーのホーンベースラバーも全て新品です。]
[ハンドルロックとロックカバー、ならびにロック部のラバーも新品を装着しました。
このZADIのハンドルロックは、ブランクキーが黒ゴムではなく、全て鉄製の古いモデルです。
お店のストック品から使用しました。現在では手に入らないタイプです。
また、この角度から見ると、バッジの裏を潰して装着している様子が
お分かり頂けるかと思います。(←赤い丸部参照) 60年代テイスト満載でしょ ! (笑)。]
[純正のメットホルダー (コンビニフック) もメッキ施工しました。
また、ガソリンコックはアルミ製 (新品のリプロ) を採用。コック部ラバーも白 (新品) に変更しています。]
[フロント関連は手の込んだ仕上げにしました。
フォーク、ホイール、アクスルシャフト (←ほぼ見えませんが・笑) 等、全て塗り分けた上、
フロントサスペンションの本体、アーム、ニップル、メーターケーブルの押さえプレート金具etc…の小物類、
そしてホイールの片面やホイール用のボルトもメッキ施工しました。
クレストはGS150用を、ハブカバーは90年代のクｯピー二製 (プチデッドパーツかな ? ) を採用しています。
勿論、内部もOH済みで、新品のブレーキシューにスリッドを入れ、シールを交換の上、再組み立てしています。
また、ホワイトタイヤはスペアを含め、3本共新品に交換しています。
本当にこのフロント部分の製作には、時間をかけて丁寧に取り組みました。]
[フロアレールエンドも全てメッキ施工しています （赤い丸部分参照)。
また、フロアレールラバーはお店に在庫していた、90年代のRMS製の中古良品で組んでいます。
リア・ブレーキペダルは白にペイントして、ペダルラバーも新品を装着しています。]
[スペアホイールもホワイトタイヤを装着しています。
前後のホイールに準じ、このスペアもホワイト & メッキリング仕様にしたのですが、
このスペアのリング部だけ、サンドブラストをして色を剥いだ際のアバタが少し残っています。
その上からメッキ施工していますので、少し凸凹感があります。(左側の写真参照)。
そんなに酷い状態ではありませんし、ある意味、味わいのある外観です (笑) 。
また、この部分はスペアタイヤの裏になり、見えない部分ですから、ご安心下さい。]
[社外の新品マフラーにマフラーカッターを装着して、
ホイールボルトやセンターナット類をメッキ施工しています。
また、あまり気に留める事のない部分ですが、エンジンマウントもメッキ施工しています (赤い丸部参照) 。]
[テールライトはリプロのGS160用を装着しました。プラ製ではなく鉄製のパーツです。
ベースラバーは白 (こちらも新品) を採用しています。
また、先にもご案内のとおり、写真ではナンバープレートの台座が写っておりませんが、
納車時には新品を装着してお届けします。]
[フライホイールとカバーも塗り分けています。
また、内部のジェネレーターの配線も新設しています。]
[シートはボディと同系の青に張り替えていますが、純正より少し肉厚にしてビンテージ感を高めた上、
後部には “AQUILAのシートバッジ” を装着しました。
さらに、内部のシートフレームもボディと同色の青に塗り、カスタム感を出しています。
また、シートを装着するボルトや (赤い丸部参照) シートキャッチ用のピンもメッキ施工しています。]
[センタースタンドも白に塗りました。またスタンドラバーは新品を装着しています。]
以上がこの2トーン & メッキカスタム仕様の50Sの詳細です。
他にもここではご説明出来ない部分もあるかと思いますが、
大まかなところはお分かり頂けるかと思います。
で、今回も動画を撮影しておりますので、
興味のある方は、是非、ご覧下さい。
尚、今回は写真で細かくパーツのカスタムをご紹介しておりますので、
動画内での説明は割愛させて頂いております。
動画ではVESPA本体や個々のパーツの雰囲気を感じて頂ければと思います。
宜しくお願い致します !
さて、肝心の 販売価格ですが、『398,000円』です。
通常、ここまでオーダーで製作させて頂いた場合、500,000円以上はかかりますが、
今回は撮影用の車両として仕事の合間に楽しみながら製作したので、この価格でOKです。
作業内容やカスタムパーツの内容をご覧頂いても、お分かり頂けるかと思いますが、
超オススメの一台ですから、末永くVESPAにお乗りになりたい方は、是非、ご検討下さい。
また、このVESPAをベースにボアアップ、モッズ系のデコレーションカスタム等もお受けします。
勿論、頭金なしの最長60回までの分割か可能ですから、
月々、僅かなお支払いでVESPAにお乗り頂けます。
お問い合わせは当店の中古車販売コーナーからご連絡頂けますし、
ホームページのトップからもご連絡頂けますので、
興味のある方は、お気軽にご連絡下さい。
遊びゴゴロのあるVESPA好きの方からのご連絡をお待ちしております。
と、言う訳で、今日は営業ブログでした。
ちゃんちゃん・・・
