いや~ 結局、仕事が溜まっているので、
昨晩も深夜12時過ぎに自宅を出て 『海の家』 に入りました。
という訳で、今日の動画はその際に撮影した物をご覧下さい。
さて、ここ最近も忙しい毎日が続いていて、
今月に入ってからも修理の予約だけで10台近く入っているのですが、
全く時間が取れないので、未だ半分以上がお引き取りに上がれない状態だったりします。
本当に申し訳ないのですが、イライラする中、無理をしても何もいい事は起こらないので、
少しリラックスと言うか、気分転換を図りながら仕事をした方が能率がイイような気がします。
ただ、昔のように気分転換の為に海外旅行とかに行くような時間も元気もありません (苦笑) 。
そこで考えたのが、子供の頃に見たけど、今や “うろ覚え” でしかない
名作 (迷作?) や旧作映画を観直してみて、気分転換を図ってみる事にしました。
そこで、まず最初に観直してみたのが、1971年に公開された 『バニシングポイント (アメリカ製作) 』 です。
[今回、この映画を観直す為、中古のレンタル落ちのDVDをネットオークションで買って、トールケースだけ新品にしました。
バニシングと言えば 1974年に公開された 『バニシングin60』 があまりにも有名ですが、
こちらはそれよりも3年も早く公開されたロードムービーで、アメリカンニューシネマの代表的な作品だそうです。
今回、この映画を観直してみて、始めてロードムービーとは何たるか・・・ と少し分かったような気がしました。]
[果てしなく続く直線・・・
ロードムービー自体を言葉や文面で表現するのは難しいのですが、何となく感じる事が出来ました。]
正直なトコ、この映画を始めて見た時期はよく覚えていないのですが、
確か中学生の頃だったと思います・・・
午後9時から始まる有名なTVプログラムではなく、週末の深夜枠だったような気がします。
その時、印象に残ったのがこの映画の主人公とも言える、1970年型の白いダッチチャレンジャーだったりします。
(参考までにストーリー的な事はこちらでご覧下さい。)
ネタバレになるので、このブログでは美味しい部分だけ摘まんでご紹介しますね。
興味がある方はレンタルビデオ屋さんにGOです (笑) 。
[こちらがその映画に出て来るダッチチャレンジャーです。
バッジを見る限りR/Tなので、当時2,500台しか生産されなかったレース前提のホモロゲーション車のようです。]
そして、あまりにも有名なシーンですが・・・
[ヌードライダーと呼ばれる、裸でバイクに乗る女の子です。
乗っているバイクがホンダだという事は分かるのですが、ファンサイトで再確認したところ、
1968年型のホンダCL350だと紹介されていました。]
正直なトコ、裸でバイクに乗るって、ヒッピーぽくって凄く好きなシチュエーションです。
実は僕が製作している写真集でも、裸でVESPAやLAMBRETTAに乗る女の子を沢山撮影しています。
[ヌードライダーならず、ヌードスクータリストってトコでしょうか?
結果的ににオマージュになっていますね。]
[こちらが白いダッチチャレンジャーを駆る 『コワルスキー』 役の 『バリーニューマン』 です。
いい味出してる俳優さんです。]
実際、この映画を最後まできちんと観たのは初めてだったのですが、
とても好感の持てる素晴らしい映画でした。
(最後まで観た事があるのかも? しれませんが、記憶にはなかったです。)
僕はレストアのを仕事をしている関係で、主な出張先や取引先はイギリスだったりします。
やはりイギリスに傾倒して行った理由のひとつに、中学生の頃にビートルズにハマったという事もあると思います。
その結果、若い頃はイギリスに滞在していた為、アメリカに対しての憧れは全くありませんでした。
ただ、それより以前の事を思い起こしてみると、僕らが小学生の頃ってインターネットなんて無い時代ですから、
外国を見る事が出来たのは午後9時からTVで放送される、アメリカ映画だけだったような気がします。
そういう観点からすると、時代背景やローケーション等、
自分の子供の頃に感じた外国のイメージをノスタルジックに蘇らせてくれたという点においても
観直して良かったなぁ~と思わせてくれる作品でした。
このバニシングポイントは・・・
という訳で、今日は最後にこの 『Vanishing Poin』 の 『Trailer』 をご覧頂こうと思います。