今日はちょっとVESPAの小ネタをご紹介しましょう。
VESPAはVESPAでも、なかなか、きちんとしたレプリカが無い事で有名な
『さらば青春の光(QUADROPHENIA)』の中で出てきた、スティング扮する『エースのVESPA』を
ご覧頂きたいと思います。
まず、話を進める前に、映画を見ている事を前提に書いていますので、
まだご覧になっていない方は、先に映画をご覧下さい(笑)。
[QUADROPHENIA]
何年か前にイギリスの『スクーターリング誌』に『エースのVESPA』の完全レプリカが
取り上げられた事があります。
ご存知のとおり、現車は海へダイブした為、全損です。
ジミーのLAMBRETTAのように、現車がイギリスに残っていない為、
ディティール確認が取れないので、映像(映画)の中から謎を解いて行かなければイケません。
偶然にも、『スクーターリング誌』に出ていた、『エースのVESPA』をレプリカを持っている人が、
前々から交流のある人だった為、
休暇を兼ねて、『イギリス』の『ポーツマス』まで見に行った事があります。
ここで、少しヨタ話です(笑)。
最近では、『猫ひろし』が意味なく連呼する『ポーツマス』ですが、
誰しも、『ポーツマス』って聞くと『日露講和条約』の『ポーツマス条約』をイメージすると思います。
しかし、『ポーツマス条約』の方は『アメリカのニューハンプシャー州』のお話で、
僕が『エースのVESPA』のレプリカを見に行ったのは、『イギリス南部のハンプシャー州』の『ポーツマス』です。
同じ名前でも、全く異なる場所ですが、共に軍港として栄えたと言う共通点はあります。
果たして、前出の『猫ひろし』は、どちらの『ポーツマス』を連呼しているのだろうか?(笑)。
ちなみもうひとつヨタ話を・・・
イギリスの『ポーツマス』 の方は、日本サッカーの守護神『川口能活』さんが、
渡英時に所属していたサッカーチーム(フットボールチーム)がある場所です。
このとなり街には、僕がガレージを借りている、『サウスハンプトン』と言う街があるのですが、
ここにも、サッカーチームがあり、車でも30分程度で行き来が出来る同じエリア内の為、
『ポーツマス VS ハンプシャー』の試合は『サウスコーストダービー』とか『サウスイーストダービー』と呼ばれ
サッカー好きのイギリス人の間では、かなりの盛り上がりを見せます。
本当にこの辺りは海のキレイな街で、僕も20代の頃から、頻繁に訪れています。
[上の写真は、『ポーツマス』の夕暮れの景色です。 大変にキレイな港街です。でも、少し切ない・・・]
さて、話を本題に戻しましょう。
今回、下記にUPしている『エースのVESPA』の写真は、実際に『ポーツマス』のオーナーのお宅へお邪魔して、
撮影させて頂いた物で、今まで、公開の無いショットだと思います。
ベースはラリー200
パネルはGS160用をメッキ加工
ウルマのサイドバンパー
オープンタイプでアンバーグラスのロケット型スポットライト等々・・・
現車が無いのに、完全レプリカと言う表現は変かもしれませんが、
本当に良く映画のモデルを再現しており、カユイ所に手が届く仕上げなのです。
なので、独断と偏見を持ちまして、『完全レプリカ』 と書かせて頂きました(笑)。
事実、プロの僕でさえ、これ以上の『エース仕様』を他では見た事がありません。
やっぱ『エース』は違いますね。
ここで、『エース』と言えば、この曲しか無いですね。是非聞いて下さい。
次をクリック→[audio:ACE WO NERAE1.mp3]
今回の『エースのVESPA』は、ネタがネタなので、
簡単にはブログで紹介出来ないくらいのボリュームですから、
改めて、VSHのホームページで、各部の写真と、詳細をご紹介させて頂きたいと思います。
いつUPするかは気まぐれなので(笑) 、お時間のある時にチェックして頂ければ幸いです。
このVESPAの写真を見て、ドキドキするあなたは、間違いなく少年の心を持ったVESPA乗りです(笑)。
では、今日はこのあたりで・・・