クリスマスの奇跡・・・

いや～　昨晩は『海の家』へ泊まったのですが、製作の方が気になってしまい、
結局、午前4時から赤いVESPAの製作を再開しました。

で、今日はリアのブレーキを組んで、ワイヤーを通し、マフラーの装着を・・・　
とやっていると、作業している部屋、その横のパーツを保管している部屋、
さらに奥の台所の部屋の蛍光灯が当時に点滅し始めて、『パッ』と全てが消えてしまった・・・

『アレ?　停電かな?』と思ったのですが、よくよく見てみると、エアコンのグリーンのランプは点いており、
動いているではないか・・・　それだけではなく、金魚のエアーも動いている。

おかしいなぁ～　蛍光灯が同時に全部切れるわけはないし・・・　と思い、
奥の洗面台に行ってスイッチを入れると、洗面台の電気も点くのです。

何だかキツネにつままれたみたいで、気持ち悪かったのですが、
配線にトラブルでも出たのかな? と思い、ブレーカーを全て落とし、再びONにして再起動してみたのですが、
状態は変わらず・・・

仕方ないので寝室に行ってフテ寝でもしようと思った矢先、
いきなり全ての蛍光灯が元どおりに点いたではないか!

何だか変な感じだったのですが、僕としては作業を進めたい気持ちしかなかったので、
『コレで作業が出来る』と思い、マフラーを装着していると、
再び作業部屋、その横のパーツ保管部屋、奥の台所の部屋の蛍光灯が先と同じように
点滅し始めて消えてしまいました。

相変わらずエアコンをはじめ、他の電気は生きているので、
さすがに気持ち悪くなりましたね～　しかもその後も三部屋の蛍光灯だけが同時に電滅して
点いたり消えたりを繰り返し始めたので、映画とかに出て来るポルターガイストのようで、
結構イヤな気持ちになりましたよ～

で、この怖い状態の中、作業をしていたところ、

[マフラージョイント用のエルボーのスタッドが折れました・・・
しかも折れたのは1度ではなく、2度連続してです (苦笑) 。
赤い○部が折れてしまったスタッド部です。]

こんな事は初めてです。1度ならず2度もスタッドが折れるなんて考えられません。
1個は純正の中古品をブラストして黒に耐熱ペイントしたリビルト品なので、
経年劣化も有るかな・・・　と思ったのですが、2回目に交換した方は新品なのです。

写真をご覧になればお分かりになるかと思いますが、
黒にレストアした純正品の方は片側が折れているのですが、
新品の方は両方共折れてしまったのです。

当然のごとく、交換するにはエンジンを降ろす必要があるのですが、
2度も連続して同じ作業を繰り返した訳ですから、結構、時間のロスになりました。

実はこのスタッドも締めこむ前に、何か変な力に作用されたような感が有り、
触っただけで魔法のように折れたのです。嫌な感じですよね～

実際、僕はプロですから、間違った方向に力をかけてスタッドを折るようなヘマはしません。
しかも3本も続けて・・・　有り得ないでしょ。
どう考えても気持ちが悪いです。

三つの部屋の蛍光灯が同時に点滅して、点いたり消えたりした揚句、
スタッドが2度にわたり3本も折れるなんて、『クリスマスに起こる奇跡』としては笑えない・・・

で、結果から言いますと午前8時には雨戸を全て開け、蛍光灯を全てOFFにした上、
日の光で仕事を続けたので “クリスマスの奇跡” からは逃れる事が出来ました。

やはり日の光というのは人を救う力があるんでしょうね・・・
何だか、安っぽいホラー映画のくだりみたいですが、今朝は本当に日の光を見て安心しましたよ。

[この後、ブレーキ、ポイント、キャブ等を煮詰めて行き、
午後には初期始動出来るところまで組み上げました。]