いや~ 今日も昨日に引き続き黒いVESPAの組み立てを行いました。
で、今日はエンジンが搭載出来るところまで仕上げる事にして
キモとなるワイヤー類の入れ換えを行いました。
[アウターがかなり劣化していた為、新品に交換しました。
クラッチインナワイヤーは頑丈で切れにくく、シフトインナワイヤーは繊細で軽く動くように
独自に選んだワイヤーを元にオリジナルを製作して使用しています。]
[今回、ハンドルグリップには赤色を採用しました。
通常、グレーや黒の場合、沸騰したお湯に入れて柔らかくしてから装着するのですが、
赤はお湯の温度が高かったり、長時間お湯に入れた場合、色が抜けてピンクっぽくなるので、
かなり慎重に作業しないとイケません。]
[午後には一通り完成して、後はエンジンを載せるだけになりました。]
[参考までに 『左がBefore』 『右がafter』です。
細かい部分まで考えて補修製作したので、見栄えよくなったと思います。
完成が楽しみな一台です。]
さて、いい感じに仕上がって来ましたが、今日も外注先へ行く用事と
急な修理要請が入った為、午後3時過ぎには 『海の家』 をあとにして市内へ向かいました。
毎度の事ながら当店のお客様から急な修理要請が入った場合、
出来るだけ早く駆けつけるようにしています。
ですが、他店で購入されたVESPAに関しての修理は
フルレストアやフルOHの仕事しか受けていないので、
『ワイヤーが切れたから修理しろ』 とかメールが来ても、
どうなろうと知ったこっちゃないので断っています。(←マジです。)
高額オーダーをして下さるお客様が多数いらっしゃり、もの凄く忙しい毎日を送っています。
『ワイヤー換えろ』 とか 『キャブをOHしろ』 とか、そんな雑用を任される程ヒマでは有りません。
ですが、当店で販売したり持ち込みレストアをさせてもらったお客様のVESPAに関しては
プロとして責任があるので、どんな微細なトラブルでも、
可能な限り敏速に対応するようにしています。
僕は 『お仕事を頂けるうちが花』 だと思い、複雑なレストアの仕事は一生懸命やっていますが、
雑用を受けるのは花だとは思いません。
適材適所、それに合ったレベルのところへ仕事を依頼するのがベターかと思います。
雑用ばかり受けているとお店が潰れますからね~ (笑) 。
おっとっと、今日も話がソレてしまいましたね~
何の話でしたっけ ?
そうそう、急にVESPAの修理要請が入った為、『海の家』 をあとにして市内へ向かったトコでしたね。
という訳で今日の動画は、『海の家』 を片付けて
市内へ向かった際に撮影した海の様子をご覧下さい。