いや~ 今日は・・・ というより今日も映画ネタです(笑)。
今日はですね、
かの『ジュール・ベルヌ』の原作、『カトマンズの男』をご紹介したいと思います。
毎度の事ながらこの『カトマンズの男』という“昭和臭漂う”題名は日本向けのいわゆる邦題です。
原題はフランス語で『Les Tribulations d’un Chinois en Chine』(←読めません・笑)との事・・・
これを直訳すると『ある中国人の、中国における受難』になるそうです。
う~む、政治的な事には興味はありませんが、何だか今の香港情勢のような題名ですね。
しかも偶然というべきか・・・ この『カトマンズの男』はほぼ香港で撮影されております。
変な巡り合わせですね。
そうそう、さらに補足ですが、この『ある中国人の、中国における受難』のフランス語の原文を
日本語版に翻訳した小説の邦題は『必死の逃亡者』となり、1968年に集英社から発刊されております。
ややこしいですね・・・(苦笑)。
もう一度整理します。
『ジュール・ベルヌ』のフランス語の原題を直訳すると『ある中国人の、中国における受難』、
これが日本語に翻訳されて本になると『必死の逃亡者』になり、
映画化された時の邦題が『カトマンズの男です』となった訳です。
今日はそんな邦題が何種類もある『カトマンズの男』のお話です。
今日もお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
(この動画はブログ限定です。)