VESPAのハンドルロック・・・

いや~ 今日も事務所とお店を行き来しながら仕事をしていました。
で、今日はスモールボディのフレーム部分を完全に分解しました。


[無事にフレーム部分の分解作業が終わりました。
分解してフレームだけにすると状態がよく分かりますね。
70年代のモデルですが、ご覧のとおり錆や曲がり等がないので安心して製作できそうです。]

そうそう、余談ですが、
僕はレストアしてお客様にお渡しする際、
60年代とかのよほどレアなオリジナルキーが付いていない限り
ハンドルロックを新品に交換しています。

やはり前のオーナーさんがいるユーズド車ですから
カギをそのまま引き継ぐという点に不安を感じます。
皆さんはどうでしょう??

では、コレまでにアパートとかを借りた経験がある方にお聞きしたいです。
新しく入居した際、玄関ドアのカギは新品に交換されていましたか?

恐らく前の住人から引き継いだカギをそのまま不動産屋さんから
頂くパターンが多いかと思います。

コレは他人(前の居住者)がスペアキーを持っていないと仮定した
性善説で成り立っていますよね。


ですから気持ちが悪いと思うのなら、アパートのドアのカギを換えて
自己防衛しないとイケない訳ですが、この辺りは毎度の事ながら
全て自己責任になります。いや、この場合〝自己負担” と言った方がイイですかね?

少し話がソレてしまいましたが、僕がハンドルロックを交換する理由は
このアパートのカギと同じ考え方だったりします。

ですから、自衛と言えば大げさですが、
僕はお客様にお渡しする際、可能な限りハンドルロックを新品に交換するようにしています。


[今回もハンドルロックは新品に交換します。
上が本日解除した中古のシリンダー、
下が準備している新品のアッセンです。 コレだけでも安心感が違います。]

で、ここからは少しダークな話になりますが、
広島では数年前までVESPAとLAMBRETTAを専門に盗んでは
分解してネットオークションで転売していた元バイク店オーナーがいます。

この件は広島でVESPAやLAMBRETTAを乗っている古株のモッズ系のオーナーさん達なら
みんなよく知っている案件です。

実際、僕のお店のお客様もその元バイク店オーナーの泥ちゃんに4台も盗まれましたし、
僕もお店の前に置いていたLAMBRETTA Li-3の
純正ヘッドライトを盗まれる被害に遭っています(苦笑)。
コレは釣りやネタではなくマジな話です。

この元バイク店オーナーの場合、自店で販売したVESPAのスペアキーを所持しており
ソレを悪用して盗んで持って帰っていたので手に負えません・・・(苦笑)。
まぁ、こんな事ばかりやっていたので、広島市内にあったお店は潰れてしまいましたけどね。

とまぁ、今日も話が長くなってしまいましたが、この辺りで今日の動画です。
今日は分解作業の最後にハンドルロックをドリルで解除している様子をご覧頂こうと思います。
但し、防犯の観点から解除の方法につきまして、細かくは公開できませんのでご了承下さい。

(この動画はブログ限定です。)

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