いや~ 今日は先日に引き続き
80年代のビンテージワッペンネタでございます(笑)。
で、今日の押し売りワッペンは(笑)、イギリスのスクーターシーンの転換点ともなった
1986年6月に開催された『EXMOUTH SCOOTER RUN』のノベルティ・ワッペンです。

[こちらがその1986年6月に開催された
『EXMOUTH SCOOTER RUN』のノベルティ・ワッペンです。
参考までに日本語読みでは『エクスマウス・スクーター・ラン』になります。
『エクスマウス・スクーター・ラリー』とも呼ばれております。]

[こちらがワッペンのサイズです。
参考までに当時はパディ・スミス(Paddy Smith)氏が製作したワッペンが大流行しました。
1986年の各イベントにおいても、彼のデザインによるワッペンが多数作成され、
当時の人気カスタムスクーターなどがモチーフに描かれていますが、
公式品の他ショップレベルやクラブレベルでの非公式版も数多く存在しておりますので、
このワッペンのヒストリーは不明です、しかしながら、当時モノのワッペンは
1986年のスクーターシーンの貴重な資料品として大変に人気があります。]

[本品は今から30年位前にイギリスのスクーター愛好家の方から購入したモノです。
購入時から中古品でしたので、微細なシミや汚れ、フチ部のほつれ、全体的にヨレ、
折れ、シワ等が有りましたが、雰囲気を重視しておりましたので、入手したままの状態で
『資料品』として30年近く大切に保管しておりました。
あくまで主観ですが、ビンテージのいい雰囲気かと思います。]

[こちらが裏面です。経年からのほつれ等が見られます。
折れやシワはアイロンで綺麗になるかと思いますが、今から40年も前のビンテージ品ですから、
無理に触らない方が良いと思いますので、取扱いは自己責任にてお願い致します(笑)。]
40年も前の貴重なワッペンです。
ビンテージの資料品としてご理解頂けるスマートな方向きのアイテムです。
参考までにこの『EXMOUTH SCOOTER RUN』のことをお話ししたいと思います。
1986年にイギリスのデヴォン州エクスマウス(Exmouth)で開催された
「エクスマウス・スクーター・ラン(Exmouth Scooter Run)」は、
当時の英国内のモッズ(Mods)やスクーターボーイズ(Scooterboys)といった
サブカルチャーの隆盛を象徴する熱気あふれる大規模な全国ラリー
(National Rally)の一つです。
1980年代のイギリスでは、ベスパやランブレッタなどのカスタムスクーターに乗って
全国の海辺の街(シーサイド・リゾート)に集結するスクーター・ラリーが全盛期を迎えていました。
この『1986年のエクスマウスラン(ラリー)』もその一環であり、
何千人もの若者がイギリス全土からスクーターで数百マイルを自走して集まりました。
ラン(ラリー)の目玉は、夜間や日中に開催されるギグ(ライブイベント)や
オールナイターのダンス・パーティーでした。この1986年のエクスマウス・ランでは、
R&B/ソウル歌手であるジーノ・ワシントン(Geno Washington)が
メインアクトとして出演しました。
また、当時を象徴するモッズ・バンド「The Reaction」などが
そのサポート(前座)を務め、会場を大きく沸かせたそうです。
で、先にも書きましたが、1986年はイギリスのスクーターシーン(ランやイベント等)において
大きな転換点となった年でもあります。
この年(1986年)の夏に開催された『ワイト島(Isle of Wight)ラリー』などで
一部の暴動や地元住民との深刻なトラブルが発生したことをきっかけに、
全英スクーターライダー協会(NSRA)によるIDカード(会員証)の導入や、
開催地を直前まで伏せるシークレット制度などが本格化していきました。
僕がVSHの仕事で頻繁にイギリスに行き始めたのが
1990年頃からでしたが、当時のイギリス国内の空気感を正直に言いますと
スクーターボーイ=不良の集まり的な感じでした。
モッズに関しても『さらば青春の光』のようなお洒落でクールなイメージではなく、
当時の大人からすれば、スクーターに乗った暴走族みたいな
位置づけで見られていたように思います。
そういった観点から見た場合、1986年のエクスマウス・ランは、厳格な規制が敷かれる直前の、
コンプラなんて言葉さえ存在しなかった、最後のビッグスクーターイベントだったようです。
80年代特有のパンク、サイコビリー、モッズ、スキンヘッドなどの垣根を超えた
『スクーターボーイ文化』が最もアナーキーで純粋に盛り上がっていた時期の
伝説的な集会として、今でもイギリスのおじさんスクータリスト達の間では
ノスタルジーとともに語り継がれているようですよ。
余談ですが、のちに世界的に著名なスクータークラブ『Old Bastards ScooterClub (OBSC)』が
設立されたのもこの『1986年のエクスマウス・ナショナル・スクーター・ラン』がきっかけでした。
さらにもうひとつ・・・
ランブレッタ用の最も有名なパフォーマンスキット『TS1』のプロトタイプがテストされ、
大きな話題となったのもこの時期だったりします。
以上、長々とウンチクを書かせて頂きましたが、
今回販売させて頂くワッペンはイギリスのスクーターシーンの転換期となった
『1986年のエクスマウス・ナショナル・スクーター・ラン』の貴重なノベルティ品です。
今から40年も前のアイテムですから、市場に出る事は皆無です。
80年代のイギリスのスクーターシーンを物語る貴重な資料品かと思います。
ストックは1点しかございませんが、このビンテージワッペンは当店の販売品です。
興味がある方は当店HPの販売ページからご注文をお願い致します。
一家に一枚(笑)、『1986 年『EXMOUTH SCOOTER RUN』のノベルティ・ワッペン
はいかがでしょうか?
という訳で今日の動画はほんの少しですが、
この『1986年 『EXMOUTH SCOOTER RUN』のノベルティ・ワッペンをご覧頂こうと思います。
今日もお時間のある時に動画にお付き合い頂けますと幸いです。
(この動画はブログ限定です。)

