いや~ かなり前にクリアのビスタライトのスネアが届いた事は、
このブログでも伝えしたと思いますが、実はこのスネア、思った以上にコンディションが悪かったので、
仕事の合間を見つつ、リペアをしてプレイヤーズコンディションにまで戻していたのです。
で、このビスタライト・・・ どんな状態だったかと言いますと、
クラックはないモノのヘッドもスネアサイドも “ベコベコ” でOUT・・・
お約束のスクラッチは磨けば良しとしても、よ~く見てみると、
ヘッドのフープに10cm程の亀裂が入っているではないか ! ! コレにはがっかり・・・
しかも、B/Oバッヂまで欠品している。
まぁ、このクリアのビスタライトのスネアは、アメリカから輸入して、
30,000円弱だったので文句は言えないのですが、
フープの亀裂だけは頭を抱える事になりました・・・
結果、板金の職人さんにお願いして、溶接と削りで元に戻して頂き、
その後、再メッキ施工をしました。
[手間をかけた分、何とかフープもキレイに蘇りました。(←部分)
勿論、スネアサイドや関連パーツは全て新品に交換、ラグもシェルも磨きを入れて、全体的にお色直しをしました。]
で、B/Oバッヂも欠品していたので、イギリスのサイトで当時モノを購入しました。
(接着後、マスキングテープで固定)→
[元々、このバッジは丸いカシメと接着剤でシェルに装着されているのですが、
バッジ本体をカシメと一緒にエポキシ系で完全に接着して、カシメ自体はダミーにしました。
(エポキシの完全硬化まで一晩置いた方がベターです。)
万が一、カシメを装着中、アクリルシェルにクラックを入れてしまう恐れもある為、この方法を取りました。
ちなみにこのB/Oバッヂですが、イギリスから日本まで送料込みで4,500円位です。
日本国内の相場の半値で入手出来たので、ラッキーでした。]
この後、新品のクリアヘッドに交換して完成です。
[貧乏なので、一番安いアンバサダーにしました (笑)。]
[完成です ! どうにか形になりました。リペア作業は楽しいのですが、最終的には高く付きますね (苦笑)。
結果、全部で60,000円位かかりました・・・ (涙)。]
と言う訳で、今日の1曲 (映像) は、このクリアのビスタライトが登場する、
我らが 『keith moon』 ドラムソロをお届けします。
『keith moon』 と言えば、『premier』 のイメージが強く、
アクリルドラムも一時期、『zickos』 を使っていたりましたが、
この映像を見る限り 『Ludwigのvistalite』 も使っていたんですねぇ~
こんな格好イイ映像を見ると、いくらでもビスタライトが欲しくなりますね (笑) 。
さて、さて、今回、クリアのビスタライトのスネアと一緒に、1971年のスタンダードメタルスネアにも磨きをかけ
ヘッドとスネアサイドを交換して、すぐに使える状態にしました。
[メタルスネアの内側に、B/Oのステッカーが貼ってありました。なかなかいい感じですね。]
[スタンダードスネアの方は見た目も考えて、ホワイトヘッドにして、少し厚めのコーティングを選びました。]
これらのスネアの音は改めてこのブログでご紹介致します。
お楽しみに ! !
ではでは・・・