今日は納車の為、山陰へ行きました・・・
僕の住んでいる『呉市』からは、『54号線』をアクセス後『9号線』へ・・・
それに少しだけ『山陰道』を使用すれば、3時間半くらいで目的地へは到着するのですが、
またまた悪いクセで、遠回りをして、通った事の無い道を使ってみようと思い、
一番、能率の悪いコースを選んでみました(笑)。
先にお断りしておきますが、『呉市』は主要な高速道路が、全くどこからもアクセスしていない遅れた街です(涙)。
例えば、『大阪方面』から『呉市』に来られても、一番近い『西条インターチェンジ』から、1時間半位はかかります。
また、『九州方面』からですと、一番近い『五日市インターチェンジ』でも、これまた1時間半位はかかります。
いわば『陸の孤島』と呼ぶにふさわしい街なので、こんな発展途上の街から、いざ、県外へ出ようとすると、
どこの最寄の高速道路のインターチェンジも遠いので、そこまで行く事自体が、『一仕事』になる訳です(苦笑)。
先に『一番、能率の悪いコースを選んでみました。』と書きましたが、
コレは『陸の孤島』『呉市』ならでわの選択で、どこの道をどう経由しても、
全部不便で能率が悪い・・・ホント、頭に来るくらい、道路網の整備が遅れているのです。
ならば、それを逆手に取り、高速を経由した一番遠回りのコース＝能率の悪いコースを利用して、
途中の景色でも眺めながら、ドライブ気分を楽しもうと思った訳です。
で、そのコースとは・・・
『呉市』→『山陽道の広島東インター』→『中国自動車道へ』→『岡山の落合へ』→『米子道へ』・・・
こんな感じで、Uターンや遠回りをしつつ、ガソリンと時間と高速代金をムダ使いして見ました。
地球とサイフに優しくないですね(笑)。
お客様との約束はお昼頃だったのですが、万が一、遅れてはイケないと思い、
『呉市』を出発したのが、午前4時・・・ 勿論、不眠不休のままです。
で、『中国自動車道』まで来て感じたのですが・・・ サスガ、『山の中を走る高速道路』なので、
『山陽自動車道』に比べ、車の数は10分の1程度かな? ホントに車が少ないのです・・・
[車が少ないので運転が楽でした・・・]
深夜から明け方にかけて、『阪神高速』や『名神高速』なんて、大きなトラックが数珠繋ぎじゃないですか、
『中国自動車道』はそんな事がないんですよ・・・
たまにトラックを抜く程度で、本当に走り易い高速道路だと思いました。
関東の方ならイメージがわくかな? と思いますが、車の通りが異常に少ない『中央自動車道』って感じです。
しかも、『恵那峡』あたりの、もの凄いカントリー感な景色が続くと思って頂ければ結構です。
[牧歌的な景色が続き、イイ感じです!]
で、途中、お腹がすいたので、サービスエリア (以下SA) のレストランで腹ごしらえをしようと思い、
大きなSAを見つけ、選んで入ったのですが、な、な、なんと、レストランが開くのが午前8時との事・・・
時計を見ると午前7時過ぎ・・・オマケに車が少ない高速道路の為、ひろ～いSAの駐車場に、
僕を入れて、わずか3台だけ・・・(苦笑)。
普通、『名神高速』とかでしたら、24時間ご飯が食べれるSAがあるじゃないですか、
それから考えれば、何とも、シケた感じですが、需要が無いので、仕方が無い事なんでしょうね・・・(涙)。
車の数が少ない＝レストランの開店時間も遅い・・・と言う事になるのかな?
まぁ、確かに、驚く程、車の数が少なかったのは事実なので・・・
[ひろ～いSAはガラガラです・・・]
でも、何も食べないのは辛いので、自動販売機コーナーへ行ってみました。
すると、『ウエンツ君』が何やら、美味しそうに持っているではないか!
よく見ると、『チキン』・・・
[ウエンツ君がチキンを・・・赤○内]
他に選択の余地もなく、朝7時半に、『ウエンツ君』が微笑む自動販売機で、
渋々、チキンとチャーハンのおむすびのセットを買いました・・・
お味の方はと言いますと、モロに冷凍食品をチンした感じです。
皆さんも、是非一度、お試し下さい(苦笑)
[セレブ感あふれる朝ご飯です・・・短い箸もついています。ブラボー!]
何はともあれ、遠回りしてお金と時間を使って、レストランではご飯も食べれず・・・と、まぁ、
自らが招いた事と言え、少々悲しくなって来ました・・・
ですが、途中で気を取り直して、『米子自動車道』に入ってから、
『混浴露店風呂』で有名な『湯原温泉』『砂湯』に立ち寄ってみる事にしました。
以前から気にはなっていたのですが、
事前情報としては、『泥棒が多い』、『覗きや痴漢が多発』、『露出狂のオバちゃんが出没』等々・・・
どのサイトを見ても、ネガティブな事ばかりで、中には盗撮を自慢するようなサイトや画像も多くあり、
行きたい反面、気が引けていたのも事実です。
で、実際行ってみた感じは、温泉街の雰囲気はそんなに特筆する事もなく、
ごく普通な感じ・・・
大きな木の吊り橋があったのですが、ソレが唯一、印象的だった位かな・・・
[吊り橋です・・・]
僕は午前8時頃に『砂湯』に入ったのですが、女性の方と、中学生くらいの女の子を含め、
数人の方が入浴されていたので、湯船の方の写真は撮影しませんでした。
ただ、この開放感は、正直かなり勇気が要ります(苦笑)・・・
女性の入っていない湯船を選んで入りましたが、どうも落ち着かない・・・
結果、10分くらいで『砂湯』を後にしました・・・
[『砂湯』付近の写真です。]
正直な気持ちを書かせて頂くと、決して悪くはないし、旅館の雰囲気もイイ感じでしたが、
あえて、僕は、宿泊までして『砂湯』には入りに行くのはダメですね・・・
まぁ、タダだから、『砂湯』に来る、アンダーグラウンドな層 (泥棒、盗撮、置き引き) が増加するのは
仕方が無いかな? なんて、思ってしまいました。
やはり、そう言った複線が事実としてあるので、苦手かも?しれません。
[こちちも『砂湯』付近の写真です。]
もし、自分の彼女(奥さん・家族)と行くのなら、
お金を出してでも、もう少し安全で快適な場所にしたいなって思いました。
事実、僕は何度か『玉造温泉』に行っていますが、お金を払った分、
全てに対して、安心、安全な温泉を楽しめますからね・・・
ただ、決して、『砂湯』が悪いと言う意味ではありませんので、誤解の無いようにお願いしますね。
で、今日の一曲は『砂湯』の『砂』つながりで(笑)・・・
切なくてイイ曲『THE WHO』の『SEA AND SAND』です。
次をクリック→[audio:sea_and_sand.mp3]
まぁ、何はともあれ、『無料・混浴露天風呂』も『自己責任』でと言う事でしょうか?
おっとっと、ヨタ話が長すぎて、この後、山陰で納車して、呉市まで戻るトコまで行きませんでしたね(笑)。
今日は『砂湯』の話題で完結とさせて下さい。
ではでは・・・
