アレックス モールトン Touring-49 (LYCETT製のビンテージサドル)

いや~ 今日もレストアの合間をみて、
1963年型のモールトン・ビリヤードを少しだけ整備しました。


で、今日はサドルを装着すべく、お店の奥にある、“モールトンのパーツ箱” から、
『LYCETT』 のサドルと、北米仕様のお城製ストアウェイに装着されていた、
サドルポストを引っ張り出してみたのですが・・・

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[お店の奥から引っ張り出して来た、LYCETT製のビンテージサドルと
“L字型” になっている、レアなサドルポストです。]

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[困った事に、サドルのスプリングや裏側を見てみると、結構サビが出ていました・・・]

実際、当時モノのオリジナル塗装のモールトン・ビリヤードに装着する為、
ピカピカのサドルではバランスが悪いので、
ある程度、風合いの出ている方が似合うとは思うのですが・・・
ちょっと、サビが多いですね (苦笑) 。

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[結果から言いますと、サビが気になるのでシートの受け部分をバラバラにしてから、メッキパーツを磨きました。
ビンテージパーツのメッキは重厚なので、磨けばご覧のようにかなりの確立で輝きが戻ります。]

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[磨いた後、組み立てたらこんな感じです・・・
スプリングの内部はサビが取りきれなかった為、メッキ調ペイントで補修しました。]

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[スポーティーな外観にする為、組み立てに際し、サドルバッグ用のステーは外しました。]

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[この頃 (1960年代) のパーツは大変に凝っていて、
シートのカバー部分を固定するステーにまで 『MADE IN ENGLAND』 の文字が入っています。]

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[外観はご覧のように、ドット調なので、なかなか “ラヴリー” な感じです (笑)。]

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[サドルポストに装着したら、こんな感じです。 ビンテージ感満載ですね~]

で、現在イジっている この “1963年型モールトン・ビリヤード” は、
今日、チェーンを新品に交換したので、この後、ギアの調整を済ませたら、
いよいよ完成というトコまで来ました。


完成しましたら、またこのブログでご紹介したいと思います。

さて、今日はですね、“LYCETTビンテージサドル” のネタになったので、
サドル繋がりで、“Blazing Saddles” のテーマをご覧 (お聴き) 下さい。

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