WFL & Ludwig FlatBase Hi-Hat Cymbal Stand 売ります!

いや~ 最近ようやく、1123のフラットベースHHスタンドを手に入れる事が出来たので、
今まで持っていた1205のフラットベースHHハイハットスタンドを手放そうと思っています。


あっ、そうそう、今日のブログはLudwigのハードウェアの話ですから、
VESPAもビキニも出て来ませんよ (笑) 。

現在、僕は50年代のWFLブランドと60年代のLudwigブランドの物を持っています。
先のとおり、1123を入手したので、2本共 (2個共)手放そうと思っているのですが・・・

まずは、1960年代のLudwigブランドのフラットベースHHスタンドからご案内します。
詳細は写真をご覧下さい。

flat_a_1.jpg
[1205モデルになります。古い物なので、全体にビッツと傷が有りますが、
ビンテージの良い雰囲気が出ています。 クラッチはありません。
最近のLudwigのパーツを含め、汎用品で対応可能です。]

この頃のHHスタンドは単純なスプリングを使い、リターンさせる構造の為、
ほぼ100%間違いなく、当時のままのスプリングだと、少しヘタっています。


そんなに “重症な問題” ではなく、HHシンバルなしだと普通にリターンしますが、
HHシンバルをセットすれば、シンバルの重みで少しスプリングが下がる感じです。

僕の場合、HHシンバルの隙を少し大きくして対応していましたが、
クローズからオープンにする際、少しタイムラグがあるので、最新の機材に比べ、
コツが必要になるかと思います。
但し、コレは慣れれば楽勝だと思います。

このあたりは、プレイヤーの技術 (ごまかし? 笑 ) で頑張って下さい。
尚、リーターンスプリングはホームセンターの汎用品とほぼサイズが同じです。
このスプリングを好みの長さに切り、純正スプリングの下に足してあげれば、
反応が良くなりますが、フラットベースの魅力は、
オープンとクローズの感覚の音の甘さの部分にあると僕は思います。

僕も一時期、スプリングを足してクイックな感じで使用していましたが、
レスポンスがよくなり、緩慢でいい加減な感じのサウンドが出なくなったので、
元に戻して使っていました。
今回、新品のスプリングもお付けしますので、各自のご判断や好みでお使い下さい。

flat_a_3.jpg
[写真の内の○部分の汎用スプリングをお付けします。]

そうそう、コレは個人的な感覚になるかも? しれませんが、
ビートルズのリンゴスターのあのHHシンバルのオープン時の何とも言えない音は、
フラットベースの特徴ですし、HHシンバルのエッジをヒットした際、
全体的にHHシンバルが大きく曲がり揺れる為、独特な音になっていると思います。

その反面、クローズにした際は、一変しておとなしい音になるので、
そのONとOFFの差が激しいのも、特徴 (魅力) ではないでしょうか ? ?

実際、ビートルズのライブ映像の中のリンゴスターのプレイををご覧になった方の中で、
HHシンバルが大きく上下に動く様に驚かれた方も多いかと思います。
これはフラットベースの安定の悪さと (笑)、リターンスプリングの構造が大きく関係していると思いますが、
その分、いい意味で、オープンとクローズの感覚が甘い、
60年代のマージービートの音をかもし出してくれます。
と、僕は勝手に思いつつ、使用していました(笑)。

さて、もう少し補足説明をしますね。
下記の写真をご覧下さい。

flat_a_2.jpg
[HHボトムの受け具は、鉄製のパーツが付いています。通常、ラバーパーツのイメージがあるので、
前オーナーが交換したのかな? と思い、各サイトで調べたのですが、どうやら、この鉄製パーツが純正のようです。
気になる方は念の為、お調べ下さい。ピッタリ合っていますから、社外パーツの可能性は極めて低いと思います。
(左の写真2枚と右上の写真を参照) 。
また、ベースラバーは黒テープで補修されています (右の上から2枚目の写真参照) 。
別段、演奏には問題ありません。(僕は問題有りませんでした・・・)
ペダルにはSPEED KINGのロゴがあり、デザイン的にも優れています。
また1205の打刻もあります。]

でですね、このフラットベースHHシンバルスタンドを使い、
『small faces』の『almost grown』を叩いてみた際の動画をご覧頂こうと思いますが・・・
実は大変でした・・・ (苦笑)。

vista_11.jpg  vista_21.jpg
[『海の家』 のウッドデッキにVISTALITEを出して叩きました。
大変=外が寒くて大変でした・・・ (苦笑) 。フロアタムの上に舞い落ちて来た雪がご覧頂けるでしょうか・・・
ちなみにシンバルはHHが2002のビンテージですが、他は全てKジルジャンです。]

vista_5.jpg
[今日は小雪が舞っていて、とても外でドラムを叩くような環境ではなかったのですが、
ヒートテックの上からセーターを着て、その上にジャケットを羽織り、
さらにマフラーを巻いた “重装備” で望みました。
この “シマシマのマフラー” は、『LAMBRETTAブランド』 のモノなのですが、
『海の家』 のクローゼットの中から出て来ました。
かなり前、ロンドンに出張した際、買ったような記憶があるのですが、
持っている事さえ忘れていました (苦笑)。

僕としては 『ラッキー』 って感じでマフラーを巻いてドラムを叩いたのですが、
結果から言いますと、マフラーが長すぎて、邪魔になってプレイの妨げになりました・・・
とは言え、僕は2回、3回と撮り直すのがメンドーに思う方ですし、
今日は超寒かったので、リハーサルもせず、“一回こっきり” しか叩く予定ではなかったので、
カメラをまわし始め、演奏がスタートしてから、『マフラーが邪魔だ・・・』 と思ったのですが、
再設定するのが、メンドーなので、そのまま演奏を続けました。
また、途中で右のスティックが折れてしまうのですが、
ここでも、演奏を止めず、そのまま叩いています。
とにかく寒いので、1回で終わらせたいと言うのが本音でした。
まぁ、とりあえず、HHの雰囲気はお分かり頂けるかと思います。

参考までに 『スネア』 は高校生の頃に新品で買った、ヤマハの 『SD765M』 の深胴です。
スナッピーを短くて細い物に交換して、ほとんどスネアサイドにサスティーンが出ないようにカスタムしています。
コレで1970年代のキャバレーのハコバンドのような、安くてエロい音が出るようになりました。
コンコンって情けない音が “売り” です。僕としては、とても気に入っています。

では、かる~い感じでご覧下さい (笑) 。

ちなみにこの1960年代のLudwigブランドのフラットベースHHスタンドの価格は17,800円です。
個人売買の感覚なので、お買い得かとは思いますが、
どちらかと言えば、見て楽しむ部類の機材になると思いますので、
ビンテージ品に造詣の深い方や、遊びゴゴロのある方向きだと思います。
慎重にご検討下さい。

興味のある方は当店のHPからお問い合わせ頂くか、
HPの販売のコーナーからご注文下さい。
宜しくお願い致します。

さて、もうひとつは1950年代のWFLブランドのフラットベースHHシンバルスタンドです。
こちらも、僕の持っているビートルズのリンゴスターモデルで使っていた物です。

flat_b_1.jpg
[1950年代品になります。WFLブランドのフラットベースHHシンバルは大変に貴重です。
形式も同型の1205になります。こちらも全体にビッツ有り、キズ有りですが、
ビンテージのイイ雰囲気が出ているかと思います。 クラッチは付属しません。
全体的な状態は、先にご案内している、1960年代のLudwigブランドの物と同等です。
この年代のペダルにもSPEED KINGのロゴが入りますが。
“Ludwig” ではなく “WFL” のロゴが入るのが大きな違いです。
ペダル自体、本当に素晴らしいデザインだと思います。
]

flat_b_2.jpg
[HHボトムのラバー状の受け具も当時のまま残っています。
但し、アンダースクリューはありません。この受け具だけでも、高値で取引されているようです。
また、ベースラバーはアメリカ製のバックアップパーツの新品を装着しました。(写真の赤い○部参照)]

flat_b_3.jpg
[先の1960年代のLudwigブランドのフラットベースHHスタンドと同じく、
リターンスプリングが少し甘いです。こちらも、汎用のスプリングをお付けしますので
好みにより、セットアップされてみて下さい。
ちなみに僕はこのままの状態で気にせず使っていました。
]

で、先の1960年代のLudwigブランドのフラットベースHHスタンドと同様に
このWFLのフラットベースHHシンバルスタンドを使い、
演奏した際の動画がありますので、参考までにご覧下さい。

ドラムは1960年代のLudwigの3プライのキーストンバッジモデルで、
シンバルはパイステの602と2002のビンテージの混在です。
また、HHだけ13のAジルのクイックビートを入れています。

個人的な感覚で申し訳ありませんが、リターンスプリングが甘い分、
小さめの13インチを使いプレイした方が、いくらか楽なような気がしました・・・ 
あくまで個人的な感覚ですが・・・

曲はコテコテですが、『Beatles』 の 『Birthday』 です。
そうそう、スネアは1966年モデルのLudwigのジャズフェスですから、
リンゴスターの “あの音” が出ます (笑) 。 たぶん・・・
こちらもかる~い感じでご覧下さい。

ちなみに、この1950年のWFLブランドのフラットベースHHスタンドの価格は21,000円です。
現在では入手が難しいハードウェアですから、お買い得かとは思いますが、
こちらも、見て楽しむ部類の機材になると思います。

酒の席で 『俺、WFLのフラットベース持ってんだよ~』 的な “アテ” に最適かと思いますよ (笑) 。
ですから、ビンテージ品に造詣の深い方や、遊びゴゴロのある方向きだと思います。

こちらも慎重にご検討下さい。

興味のある方は当店のHPからお問い合わせ頂くか、
HPの販売のコーナーからご注文下さい。
宜しくお願い致します。

今日は “1000%営業ブログ” でした。
ご覧頂き有難うございました。

このハイハットスタンドは2本共販売が決まりました。
沢山のアクセス有難うございました。

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