いや～ 先日ネットオークションに出品したモールトンのフレームセットですが、
無事にお嫁入りが決まったので、今日はお店で梱包作業をしました。
[こちらが梱包中の様子です。
海外から届く荷物の梱包が雑で商品が壊れていた事が何度もあるので、
梱包はできるだけ丁寧にするように心がけています。]
結局、2時間半かけて梱包した後・・・
[軽トラに載せて運送会社まで持って行き、発送して来ました。]
で、この後 『海の家』 へ・・・
[正午過ぎには 『海の家』 へ到着しました。
白い砂浜、青い空、黄色いオンボロ軽トラ・・・ なかなか素敵な光景でしょ～]
という訳で今日の動画は 『海の家』へ到着した際に撮影した
下の浜辺の様子をご覧下さい。
さて、午後からは先日の続きでスモールボディのテスト走行を行いました。
[今日も広島県の最南端の島まで足を延ばしテスト走行を・・・]
という訳で今日の動画はそのテスト走行の際に撮影したモノをご覧下さい。
さてさて、テスト走行は無事に終わったのですがひとつ問題が発覚しました。
[ハンドルを切った際、フロントフェンダーの奥とフレームが干渉するのです。
しかもハンドルの動きが少し重たいのです。]
恐らくフロントフォークが微細に曲がっているようなのですが、
走行中に違和感がなかったので調整で修理する事にして、
オーナー様に相談したところ、OKが出たため分解して原因を探す事にしました。
[まずはフロントフォークを抜く事に・・・]
[確認したところハンドルのボトムとレッグシールドも干渉しており、擦れキズが入っていました。
恐らく前に組まれたメカニックさんがフォーメーションの確認を取らずに組み立ててしまったようです。
この場所が干渉するのはフレームもしくはフロントフォークが曲がっている可能性が高いですね。]
そしてフロントフォークを抜いたところ・・・
[塗装が厚塗りされており、フレーム内部で擦れて表面が剥げていました。
そして悪い事にその剥げた塗装痕がベアリングに入り込んでいました。]
ハンドルを切った際に少し違和感が有り、重たく感じたのはこのためだと思います。
さすがにベアリングに塗装痕が入り込むのはNGですね (苦笑) 。
さらに・・・
[フロントサスペンションにも干渉キズがたくさん有り、サビの他に凹みも発見したので
再組立ての際には使わない方が良いと判断しました。]
こんな感じで色々と悪い部分や破損ヵ所が判明したのですが、
フロントフォークの色を丁寧に剥いで、使えない部品を交換した後、
間違った組み方をしている場所を全て元どおりにすれば
微調整でフロントフェンダーの干渉は防げそうな感じです。
で、早速フロントフォークの色を手作業で剥いで行ったところ・・・
[もの凄い厚塗りがしてあり、目視の限り4層の色が出て来ました。
純正のシルバー → 水色 → 白 → 再びシルバー です。]
さすがに色を塗る前に剥離作業がされていない事には驚きました。
今の車でだいたい塗膜は0.1mm位と言われていますが、
凄い厚塗りだったので、恐らく4層の塗膜で0.6～0.8mm位にはなっていたようです。
ですからフレームの内部で干渉して色が剥げてしまうのも分かります。
[結局、時間をかけて4層の塗膜を全て剥離した後、サフェーサーを塗りました。]
この後、塗装工場で再塗装する事にしたのですが、
シルバーでは色気がないので、フレームと同じ赤に仕上げてカスタム感を出そうと思っています。
勿論、施工時にはVESPA本体を塗装工場へ持ち込み、干渉する部分を探しながら
各部をクリアさせた上で塗装したいと思っています。
引き続き気合いを入れて頑張ります！
ではでは・・・
