いや~ 今日はオイル漏れの対策をするため、
早朝からお店に出てVESPAを積み込んで『海の家』に向かいました。
[こちらは『海の家』の下の浜辺に到着した際に撮影した写真です。
浜辺の朝は静かでイイですね~]
という訳で今日の動画は
この朝の移動の際に撮影したモノをご覧下さい。
さて、今日はじっくりとオイル漏れの原因を探る事にしたですが、
困った事にオイルが漏れて来るのは乗った後だけで、
1~2日もするとオイル漏れが止まってしまうのです。
[今回オイルが漏れて来るのは後方のギアリンケージ付近からです。
漏れると言うよりは、じわ~っと滲み出て来る感じです。]
乗る時だけオイルが漏るという事はオイルシールの破損ではないと思われます。
オイルシールが破損している場合、先にOHした時のように常にオイルが漏るからです。
あくまで推測ですが、内部部品のすり減りやクランクケース本体に不具合が有り、
エンジンを始動させると、その摩耗した部位からオイルが漏れるのではないかと思います。
このパターンの不具合は過去に何例が見た事があるのですが、
クランクケースの方に原因があった場合、そのエンジンはお釈迦です(苦笑)。
で、恐る恐る下のプラスチックカバーを外したところ・・・
[オイルが付着していたので、ギヤリンケージの受け部が怪しいと思いました。]
そこで・・・
[老眼のおっさんが虫眼鏡で確認をしたところ、ギヤリンケージの中心部からオイルが滲み出ていました。]
犯人はコレですね。
ただ・・・ オイルシールの破損はあまり考えられません。
以前、このパターンの修理をした事が何度かあるのですが、
多くの場合、内部のギアリンケージのシャフト部が摩耗しており
乗ってギアの動きがあると、隙間からミッションオイルが滲み出て来るのです。
また、他のケースとしては・・・
[クランクケース側の受け穴が摩耗しており、
そこからオイルが滲み出るケースも見た事が有ります。]
これらの症状がオイル漏れの原因だとしたら、再びバラバラにしてオイルシールだけ交換した後、
テスト走行中にオイル漏れが・・・ という悲惨な結果になります。
事実、この場所を完全に修理するとしたら、最低でもあと1~2回はエンジンの分解と組み立て作業が必要になり
その上でクランクケースに不具合があった場合はその作業さえ水の泡になってしまいます。
今回はオーナー様とのお約束で、コストをかけずに元気に走らせる事にしていたため、
コレ以上の原因究明や分解作業は行わず、オイル漏れを止める事だけに知恵を使う事にしました。
で、結果から言いますと、オイルが滲み出ている部位に液体パッキンを塗り込み、
その上で滲み出て来たオイルはプラスチックカバー内に配備した
オイルを吸い取るシートで対応する事にしました。
他の場所のオイル漏れは前回のOHで全て改善しているので、
この方法で下にオイルが落ちて来なければ問題ないと思います。
まずは少し様子を見るしかないですね~
さて、話は変りますが今日も夕方から
『海の家』の裏手の海岸線をウォーキングして来ました。
[今日もウォーキングです。ご覧のように『海の家』の近郊にはビワがたくさん自生しています。]
[朝の静かな浜辺もイイですが、夕闇迫る浜辺の様子も素敵ですね。]
という訳で今日の動画は
このウォーキングの際に撮影したモノをご覧下さい。