いや~ 昨晩は『海の家』に泊まりました。
で、明けてオイル漏れをチェックしたところ、色々と対策をしたおかげで
全く漏れていなかったので、早速テスト走行に出る事にしました。
[今日もテスト走行です。
エンジンは絶好調なので、あとはテスト走行後にオイル漏れがなければOKです。]
という訳で今日の動画は
このテスト走行の際に撮影したモノをご覧頂こうと思います。
さて、テスト走行の後で午後からお店に戻り
間もなく納車予定のVESPA90の最終整備を行いました。
で、その最終整備はと言いますと・・・
[このスピードメーターの修理です。
実は針が大きく振れてしまうのですが、旧モデルの赤文字盤のスピードメーターなので
交換するのは野暮ですよね、なのでこのまま使っていたのですが、
今回はダメ元で内部ユニットを入れ換える事にしました。]
まずは・・・
[針は大きく振れるオリジナルのメーターのレンズを外します。
かなり恐ろしい作業です(苦笑)。]
次に・・・
[針とフェイスを外してユニットから分離します。
今回も針がなかなか外れなくて苦労しました。
このメーターから使うのは外したオリジナルの赤文字盤のフェイスと針だけです。
で、ここからが肝心です。
[別途、真面目に動くビンテージシリーズの純正スピードメーターを準備します。]
丸形メーターの規格は全て同じなので・・・
[こちらのメーターもレンズ、針、フェイスを外してユニットだけにします。]
そして最後に
[ビンテージシリーズのユニットに赤文字盤のフェイスと針を移植して
メーターレンズを再装着すれば完成です。]
今回は何とかうまく行きましたが、個体差により針やフェイスの固着も有るので、
最悪の場合レアなオリジナルのフェイスを割ったり針を折ってしまう事も有ります。
ですから確実に移植が成功する訳ではないのですが、
今回はオーナー様が移植用にと、動くビンテージシリーズのメーターを直々に送って来られた上
『移植中に壊れても異論なし』 とのお言葉も頂いていたので、
ストレスなく作業が出来ました。
とはいえ、壊す訳には行かないので、
老眼鏡をかけて(笑) もの凄く慎重に作業しました。
という訳で今日2本目の動画は
この移植作業をしたスピードメーターのBefore & Afterをご覧頂こうと思います。
良い子のみなさんは真似をしないように (笑) 。