いや~ ここ最近も超忙しくて、なかなか時間が取れない生活をしています。
こんな感じなので、世間はお盆休みですが、
僕は引き取りと納車が数台重なったりしたので、
今年は1日休んだだけで、後はずっ~と仕事をしていました(苦笑)。
で、遅ればせながら、今日ようやくお墓参りに行く事ができました。
[今年はVESPAでもMOULTONでもなく、奥さんの電動チャリを借りて墓所まで行きました。]
[こちらがお世話になっているお寺さんです。今は使っていませんが井戸も有ります。]
[うちの墓所は戦艦大和の建造に携わった祖父が眠っているので、呉の港が見渡せる高台にあります。
眺めは最高なのですが、歩いて行くのはかなり大変だったりします。]
僕は子供の頃によく祖母に連れられて、この高台にある墓所に行ったのですが、
子供心に『坂を登るが嫌だな~』って感じていました。
それに当時(昭和50年頃)はまだ水道もなく、先の写真に写っていた井戸で水を汲んだ後、
それをさげて一番上の高台にあるうちのお墓まで運ぶのですから、
結構、大変だった記憶が有ります。
で、祖母がお墓掃除をしている間は僕は何をするでもなく、
港の景色を眺めていたような気がします。
遠くからかすかに聞こえる車の音や街の雑踏・・・ 何となく墓所は日常とは違う異空間のようでした。
そして最後は決まってお墓に手を合わせて帰るのですが、
祖母は必ずお墓に(亡くなった祖父)に何か話かけていました。
小学生の僕からすればお墓に話しかけるのが不思議でなりませんでしたが、
歳を重ねた今なら分かるような気がします。
てか、僕も墓掃除が終わって手を合わせて帰る際、『また来るよ、これからも見守っていて下さい。』って
ついついお墓にしゃべりかけていますからね(笑)。
あの日の祖母のように・・・
という訳で今日の動画は墓所から撮影した呉港の景色をご覧下さい。
なんだか、大好きだった祖母が後ろで見守ってくれているような気がします。