いや~ 今日は90SSや初期のプリマベラ125に採用されていた
旧型4角ロゴのスピードメーターの解説です。
まずは下記の写真をご覧下さい。
[左がリプロで右が純正品です。]
[こちらが左のリプロのスピードメーターの近影写真です。
このモデルはインド生産品の場合が多いですが、今ではリプロの定番になっているため
ヨーロッパでも一般的に出回っております。
ですからクオリティはまずまず良いかと思います。
このモデルは内部ユニットとケースは共用で、メーターフェイスのみデザインを変えて
白、黒、グレー、そしてこの写真のような旧型ロゴ等のバリエーションで展開をしております。
国内のネットオークションに出ているこのタイプはほぼこのモデルです。
そうMADE IN INDIAなのです。]
[こちらは右の純正スピードメーターの近影写真です。
フェイスが日焼けして茶系になっておりますが、元来は白です(笑)。
この年式は素材の関係からでしょうか?
日焼けしていないモノを見た事がありません。
ただ、この日焼け具合もビンテージ品の渋さと思えば許せますよね。(主観) ]
[リプロの方がケース(メーターボディ)が少し縦長です。
並べて見るとその違いが分かりますね。]
[左のリプロはケース(メーターボディ)が純正より少し縦長に(大きく)なっている為、
車種や年式によってはギアリンケージとメーターボディ下部の角が干渉します。
(写真の青いマーク部分参照)
リプロの注意点(欠点?)はこのケース(メーターボディ)が少し縦長なところです。
勿論、全く干渉しないVESPAも有りますが、一応加工が必要になる場合もある事を
前提にした方が精神安定上よろしいかと思います。]
[メーターバルブ(電球)の位置が全く異なります。(各青い〇部参照)
リプロは下から、純正は側面からですが、リプロの配線ジョイントは
少し長いので取り回しを注意しないとハンドル内部と干渉する恐れがあります。]
[純正には『VEGLIA MADE IN ITALY』の刻印が有ります。
当然ですがリプロには有りません。
もし刻印を入れるとなれば『MADE IN INDIA』になりますからね(笑)。]
[ちなみにこのリプロのメーターは純正のスピードメーターケーブルが使えます。
注意しなければイケないのは、色々なリプロが販売されているので、
純正のケーブルが使えないモノも存在します。
スモールボディの長さで違うピッチのイタリアンメーターケーブルは存在しないので
社外品を流用する事になります。大変です・・・]
[こちらの写真はリプロのスピードメーターを1969年型のプリマベラに装着した際の様子です。
この年式には無加工で装着できる事を確認しております。
後発のET-3でウインカー付きモデルの場合は注意が必要です。]
で、このリプロのスピードメーターは当店で販売しております。
興味がある方は当店HPの販売ページからご注文をお願い致します。
また純正のスピードメーターの方も販売しております。
下記が純正のスピードメーターを装着した際のイメージ写真です。
[こちらの写真は純正のスピードメーターを1969年型のプリマベラに装着した際の様子です。
純正ですから後発のET-3にも無加工で装着できます。
この純正のスピードメーターに興味がある方は
当店HPの販売ページからご注文をお願い致します。
以上、今日は90SS&初期プリマベラ125用の旧型スピードメーターの解説でした。
下記に簡単な解説動画も製作しておりますので是非ご覧下さい。
(この動画はブログ限定です。)