運命の分かれ道? 明暗を分ける邦題・・・

今日も昨日に引き続き、ちょっと 『イイ発見』 のお話です。
『GYAO』 で『ジャン・ギャバン』の映画を見た後、続いて、何を見ようかな? って思案していたトコ、
『ベッカムに恋して』を配信していたので、他に見たいモノも無いので、
ダラダラとクリックしてスタートしました。

大変に申し訳ない事ですが、映画の邦題によっては、
たとえ名作でも陳腐に聞こえるモノもあるのでは ? と思います。
『スターウォーズ』や『ターミネーター』 のように、そのまま日本でもで原題が違和感なく通用すれば
話は早いのですが、中には日本向けに多少題名を変更したモノも多いようですよ。

例えば、最近ヒットした『ロード オブ ザ リング』とかは原題は『The Lord Of The Rings』です。
頭の 『The』 がハジかれる事は多々あるようですが、最後の部分、『Rings』の『s』が何故、邦題名には
無いのか不思議ですが、もしかしたら 『ロード オブ ザ リングス』では発音がパッとしないので、
日本人の語感に沿ったモノにしたのかも ? しれませんね。

また、大雨の日のサスペンス映画で僕も大好きなんだけど、『フラッド』の原題はズバリ『Hard Rain』だし、
『Mr.スポック』で有名な『スタートレック』なんて、
子供の頃から 『宇宙大戦争』 と言う題名でスリ込まれていましたしね(笑)。
ちなみに 『スタートレック』 の『Dr.マッコイ』の未組み立てのプラモを持ってますよ。(大笑)。
10年以上前にイギリスのフリマで買ったモノです。
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そうそう、『スタートレック』同様、アメリカのTVシリーズで言えば
『白バイ野郎ジョン&パンチ』はの原題は
『カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール = California Highway Patrol』の
愛称 『CHiPs』って言う事は、案外知られていたりしますよね。

せっかくなので、今回は『白バイ野郎ジョン&パンチ』のテーマ曲をお聴き頂こうと思います。
今聴いても、この曲は最高に格好イイですよ !
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『今でも中学生の頃に買った、“白バイ野郎ジョン&パンチ” の7インチ盤を持っていますよ (笑)。 ]

さて、映画の題名の続きですが、
『ベティブルー』ってフランス映画があるでしょ、
濃厚なベッドシーンがある為、日本国内ではHな部分を編集でカットした上、上映された事で話題になりましたね。
僕は以前、フランスにいる時、偶然、深夜のTVで放映している 『ベティブルー』 を見て驚愕しました。
オープニングから女性上位でSEXしているし、フェラ○オシーンは出て来るし、
勿論、本国なので、ノーカットな訳ですが、芸術とエロの境界とはいつの時代も難しいモノだな・・・
何て感じました。
もっとも、日本人的な考えからすると、やっぱ濃厚なベッドシーンはカットして正解だとは思います。

そう言えば、『愛のコリーダ』でモメている時に、『大島渚』 監督が
『この世の中にワイセツなモノなんて無いんだ ! 』という名言を残しましたが、
確かにその通りだと思います。後は映像でフェラ○オが見たいかどうか?
個人差になると思うので、僕は見たくないというだけの事です。

話がソレましたが、この『ベティブルー』も邦題で、原題は『37-2 Le Matin』と言います。
『37-2 Le Matin』は直訳すれば、『朝、摂氏37度』とはなる訳で、この意味は、
女性が最も妊娠しやすい体温の事だそうです。まぁ、確かに直訳の『朝、摂氏37度』よりは
邦題の『ベティブルー』の方が断然、洗練された表現とは言えますよね。

日本語は『ひらがな』『カタカナ』『漢字』それにアルファベットなどの『英語』の4キャラクターを
駆使する、世界でもまれに見る複雑な言葉の文化を持っています。
この4キャラクターを使って、センス良く邦題を作るという事は、それを生業にしている
クリエーターさんの腕の見せ所と言えますね。

で、冒頭の『GYAO』 の無料映画配信の『ベッカムに恋して』の話に戻る訳ですが、
どう思います? この邦題・・・

おっとっと、もうこんな時間だ~
今からデートなので(笑) 。
この続きはまた明日と言う事で、
ではでは・・・

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