いや～ 先日、10年程前からイギリスへ置いていた、
30台のアレックスモールトンをようやく日本へ持って帰ったのはこのブログでもお知らせしましたが、
実は、一時期、イギリスのガレージの方へかなりの数のアレックスモールトンを置いていたです。
自分自身、50台位かな? って思っていたのですが、
いざ、日本へ持って帰る為、イギリスの友人に台数の確認をお願いしたところ、
オンボロのフレーム等を含めると、100台近くもガレージにあったようです・・・
買った僕自信、台数が分からないなんて、トホホな話ですね・・・ (苦笑)。
まぁ、別に転売目的で買ったのではなく、ただ、形がいいので少し集めてみようと思ったのと、
凝ると何でものめり込み、見る物全てを大量に買ってしまう性格なので
こんなに集まってしまった訳・・・
もっとも、このブログをお読みになって下さっている方なら、僕が何でも大量に集めてしまうのは、
もう、お分かりですよね・・・ (苦笑) 。
特に最近はラディックのビスタライトに凝って、今年に入ってから、
ビンテージを4セットも買ってしまったので、この無駄遣いな生活は、少々改善しないとイケないなぁ～って
ほんの少しですが、反省しています。
ところで、コレらのアレックスモールトンは、先にも書いたように、最近買った物ではなく、
10年程前にイギリスに滞在していた時から、数年かけてオートジャンブル等で買い漁った物で、
1ポンドが200円から230円の円安の時に買った物だったりします。
で、ここ何年かの間、30台ずつに分けて、日本に持って帰っていたのですが、
この4月に入れた (輸入した) 30台が、いよいよ最後のモールトンだった訳です。
もっとも、買って10年も経過すると、熱も完全に冷める訳で、
いくら置く場所があるとは言え、30台も自転車を置くのは精神衛生上、良くないので (笑) 、
ネットオークションで売る事にしたのですが、ネットオークションに群がるヤツらって、
全てが全ていい人ばかりではなく、どちらかと言えば、お金をかけず、何とかしようとする、
趣味人とはかけ離れた痛いヤツが多のが現実・・・ (←中にはイイ人もいるので、誤解のないように・・・)
この仕事が忙しい中、たかだか5万円～10万円の、安価な自転車を出品したばかりに、
不快な思いをしたくないので、『広島まで見に来て、文句やオタクな事を言わない人限定で・・・』 と言う形で
出品したのですが、それでも、めんどうな質問が来ます。
最近では、質問欄と掲示板を勘違いしているバカもいて、出品物とは関係のない事を
平然と書き込むなんて当たり前・・・
そんなにアレックスモールトンが好きなら、自分でイギリスに行って、
実際、住んでから、イベント等に参加した上で、自分なりのモールトン哲学・・・ と言うか、
広い意味で趣味の哲学を語るのなら、その言葉や生き方に重みを感じ、
リスペクト出来るのですが、趣味のレベルが低いヤツって、本で見た事、サイトで見た事、
他人に聞いた事が全てで、ソレがいつの間にか、自分の物になっているので、可哀そうでならない・・・
視野が狭過ぎる・・・(苦笑)。
他人からもらったモノを自分のモノのようにして、第三者に熱く語るのは見ていて痛い・・・
先の質問欄を掲示板と勘違いしているバカは、このタイプの典型が多いですね～
自分で現地に行き、自分で感じた空気感を、自分の言葉で語ると言う、
趣味人としての一番大切な部分が欠落している事が理解出来ないのだろうか・・・
僕はアレックスモールトンの形が好きで、100台近くも買った訳で、
コレクターでもマニアでもないから、実際、この目で見た事、現物で確認した事しか言わないし、
言う気もないケド、趣味を謳歌出来ないヤツが増え、それを公然とまき散らすのは、
ネット社会の闇とも言えますね・・・
おっとっと、今日も話が (愚痴が ? ) 長くなりましたが、
結果から言いますと、ネットオークションで売ると、ウザイ事になるので、取り下げる事にして、
1960年代のアレックスモールトンを、仕事の合間に遊びでレストアしてみる事にしました。
勿論、キレイに仕上がれば、HPで売ってしまおうと言うコンタンな訳で、
コレだったら、現状の意味が分からないヤツや、安価な買い物でゴネるヤツと話をしなくて済みますからね・・・
で、今日、50Sのエンジンを組む合間に
1964年型のモールトンスタンダードをバラバラにして、レストアを開始しました。
[スタンダードも今回、5～6台入っていました・・・ 今回、レストア用に選んだのは、青メタの64年型のスタンダードで、
今日、すでにバラバラにしました。この先、ブログでレストアをご紹介して行きます !]
自転車のレストアって始めてなのですが、
元々、僕は自転車も好きで、中学校の頃におば～ちゃんに買ってもらった 『赤いラスコルサ』 に、
DURA ACEのブレーキ、カンパの変速機、それにセライタリアのシートを付けて乗っていました。
今でも実家の倉庫にあると思います。
特にDURA ACEのブレーキは、ワイヤーの取り出しが、当時、よくあった右 (前から見て)ではなく、
左だった為、ハンドル部分でワイヤーがクロスしないので、その姿は中学生のガキとしては、
とても格好良く思え、交換した記憶があります。
また、自分でマビックのリムに組み替えた事があり、
本を片手にリアの 『おちょこ組み』 にチャレンジしたモノです。
今、考えれば、勉強もせず、自転車ばかりイジってる中学生だったかも ? しれません (笑) 。
まぁ、今はVESPAのレストアが仕事になったので、
その延長でモールトンをレストアしてみる事にしたのですが、
果たして、うまく行く事やら・・・
さて、今日はですね、『Dr Alex Moulton』 のお姿を覧頂こうと思います。
英語の為、何を言っているか分からないのですが (笑) 、オーラがあり、目力のある素晴らしい方ですね。
さて、さて、現在、レストアの仕事の他、ゴーギーのレストア、ラディックのセットアップ
海の家のDIYに加え、アレックスモールトンのレストアまで加わった為、
ますます忙しくなりそうです。
勿論、このGWも全て仕事です・・・(涙)。
ではでは・・・
