いや~ このGWは全く休む暇もなく仕事をしていたので、今日になって、少し疲れが出たようで、
体は鉛のように重く、動きは超緩慢 (苦笑)。連休中にご注文頂いたパーツの発送に追われていると、
あっ ! と言う間に1日が終わってしまったって感じです・・・
マジで1日でもいいから、休んで爆睡しないと、もう限界です・・・
さて、愚痴はこれ位にして (笑) 、今日は先日のモールトンのレストアの続きです。
結局、単純な自転車なので、1時間もかからずにバラバラに出来たのですが、
“チャリンコの分解” なんて、久しぶりの事だったので、
思わず 『やっちゃった~』 ってトコや、『おっと危ない』 って場面もありました・・・(苦笑)。
[スタメーアーチャーのチェーンテンショナーの部分がサビて外れず、
ハブ側をバイスプライアーで固定しつつ、スパナで回そうとしたら、簡単にチェーンが切れてしまった・・・
コレは経年劣化によるモノだ思います。結局、このパーツはストックしているデッドパーツを使う事にしました。]
[スイングアームの構造がイマイチ分からない・・・ と言うか、時間がない為、
考える気もないのですが、どう言う訳か ? マウント部分の左右のナットを外したのに、
マウントはサビて抜けないし、分離しそうにないので、今日はこのまま手を付けない事にしました。
後日、プレスで抜こうと思います。]
[クランクのコッターピンが抜けなかったので、VESPAの時と同じように、
トーチーで暖め、抜きました。あまり熱をかけると、ギア (リング) が曲がりそうで、
少々、怖いのですが、ギア (リング & クランク) は70年代の社外ビンテージ品に交換しようと思っているので、
あまり気にせず、ピンを抜く事だけに集中しました。
ちなみに今の予定ではマイティコンペで有名な、杉野製のマジーの50Tを装着する予定です。
実家の自転車パーツ箱 (ガラクタ入れ?) の中にあったので、採用する事にしました。勿論、オタク感をかもし出す為、
このままコッタードスタイル (クランク本体を横からコッターピンで固定する方法) に拘るつもりです (笑) 。
実際、見た目も60年代チックですし、モールトンに日本製のビンテージパーツなんて、
遊び心があってイイと思いませんか? 実家の方のガラクタ箱には、
TAやストロングライトのコッタードクランクもあったので、最終的にはどのパーツにするか? 悩んでいます。]
[そうそう、コラムの部分のベアリングは上下共、ボールベアリングがバラで組み込まれています。
VESPAのようにガイド付きの一体式ベアリングではない為、気軽に抜くと、バラバラになるので要注意。
ちなみに、再組み立ての際、純正のバラバラのボールベアリングではなく、
ガイド付きの一体型に交換したいと思っていますが、果たして、合うサイズがあるモノか? ・・・]
[勿論、クランクのベアリングはもガイドなしのバラバラです。
こちらも気軽にBB軸を抜くとエライ事になりますよ (笑)。]
[一応、レストアなので (笑)、プロの塗装屋さんで、ウレタン素材でオールペイントする事にしました。
仕事がら、サンドブラストの機械はあるのですが、そこまで力を入れる気もないので、
洗浄器で汚れだけを落とす事にしました。仕事が忙しいので、あくまで片手間で製作する予定なので・・・]
[バラバラにして洗浄したら、とてもキレイになりました。タッチアップして組んでもイイかな?
何て思ってしまいますね~]
[ちなみにリアキャリアはハンドグラインダーにワイヤーカップを付けた物で、
一気に剥離したのですが、細かい部分だけ手が入らないので、ブラストしました (赤い○部分) 。]
いかがでしょうか?
実際、僕は自転車製作のプロではないので、なかなかうまく行かない部分もあるでしょうが、
プロでない分、肩の力を抜いて、趣味の延長で軽~く、製作出来るので、楽しかったりしますね。
また、車のように個々のパーツが数十万、トータルで数百万もかかる高尚な趣味ではないのも、
僕のような低所得者には有難いトコです。
もっとも、モールトンを趣味にしている人は、どちらかと言えば、高所得者のゆとりある趣味に見えます。
その反対に車にお金をかける人は、全てローンで買い、無理している人に見えたりします (笑) 。
すいません、コレは僕の独り言なので、聞き流して下さい。 疲れているんです・・・
と、言う訳で、今日は・・・ いえいえ、今日も疲れているので、
『I’m So Tired of Being Alone』 をお聴き下さい。
このナンバーは、ご存知、 『Al Green』 の1970年のヒットナンバーですが、
ミュージシャンとして成功真っ只中だった1974年、彼はガールフレンドから熱湯を浴びせかけられ、
重度のやけどを負ってしまいました・・・ 結局、その事件が元でガールフレンドは自殺。
この事件で心を痛めた彼は、その後、牧師になったのは有名ですね。
さて、さて、自転車をバラバラにしたのなんて、
中学生以来の事だったので、何だか懐かしいと言うか、嬉しいと言うか、
何とも言えないイイ気分になりました。
古いモノって、自転車だけではなく、レコード、車、バイク、何にでも言える事ですが、
自分をあの時に戻してくれるタイムマシンのような力を持っていますね。
未来の自分への素敵な思い出作りの為、今を一生懸命に頑張らないと・・・
ガラにもなく、今日はそんな事を思ってしまいました。
ではでは・・・