草むらのヒーロー GP1 (Grassy place-1)

いや~ 今日は数日前からお預かりしていた、ラージボディの修理と走行テストを行いました。

修理と言っても大げさなモノではなく、故障の原因は梅雨時期、屋根のない場所にボディカバーをして
置いていた為、湿気が下回りから回ったようで、ポイントの当たり面をダメにしてしまい、
さらには、HTコイルまでもパンクさせてしまった事により、
エンジンがかかっても、“ミスファイヤ” してスローしなかっただけです。

『最初はキャブに水が回ったのかな ? 』 と思い、別固体のパーツに交換したのですが、
全く改善が見られず、壁にぶつかってしまった感じだったのですが、
何気なく下回りを見たところ、マフラーだけが異常にサビでいるのを発見 !

しかも、このサビは梅雨時期の、僅か2~3週間の間に発生したようで、
サイレンサー以外の部分は真っ赤になっていました。


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[明らかに、地面の水滴が跳ね返ったような、丸い錆び跡が見てとれます。
とは言え、サビはまだ表面だけの問題ですから、軽く磨いて耐熱ペイントで処理すれば改善されると思います。]

『コレだけ短期間にサビが発生したのだから、、電気系統にもダメージかあるかもしれない・・・』 と思い、
ポイントをバラして見たところ、当たり面が水 (この場合湿気) で真っ白になっていました。
なので、この部分は、ポイントの当たり面を再度磨き直して解決・・・

また、HTコイルの側面を見たら、明らかに短期間で出来たと思われるサビが、
薄っすらと出ていたので、万全を期して、このパーツも別固体に組み直し、
元々、装着されていたキャブを分解洗浄してから、組み立てたところ、
無事に始動、走行出来るようになったと言う訳・・・

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[今日、日が沈んでから、20km程テスト走行をしました。今後、トータルで50km位乗ってみる予定です。
夕暮れの海に、ビンテージVESPAがよく映えますね !]

とは言え、ここまで原因を突き止めるまで、結構な時間がかかってしまい、
『湿気が原因かもしれない ? 』 と判明してからも、ジェネレーター等の点火パーツを
急激にドライヤーとかで暖める訳にも行かず、晴れた日に 『海の家』 のウッドデッキに出して、
ゆっくりと “虫干し” してから整備に入りました。
とにかく、調子が戻り一安心です。

ところで、今日も話が少々ソレますが、テスト走行中、島の畑で、放置してある車に遭遇 ! !

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[こう言う放置車両を、“ツウの間” では 『草むらのヒーロー』 と呼んでいます。
“この草ヒロ” は、カローラセダンのようですが、かなり “イって” います (笑)。]

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[ドア部分の無数の打痕が痛々しいです・・・]

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[倉庫にしているのかな ? と思いきや、内部は雑草だらけ・・・ 倉庫ではないようです・・・]

実際、軽トラや軽バンが山の中に捨てられて 『草むらのヒーロー』 になっている光景はよく見かけますが、
普通車の、しかもセダンがこんな状態になっているのは、なかなか珍しい光景ですね・・・


いずれにせよ、夕暮れ時の島で見る 『草むらのヒーロー』は、哀愁いっぱいですね・・・ (苦笑) 。
と言う訳で、今日の1曲は “ヒーロー繋がり” で、『甲斐バンド』 の 『HERO』 をご覧頂こうと思います。

さて、さて、ここ最近、日中はテスト走行、夜からはレストア製作、朝方に消灯と言った、
非常に不健全な生活をしていますが、不健全が毎日続くと、それが日常になり、
案外、それで体調が安定してきたりするので、不思議なモノですね・・・ (苦笑) 。

とは言え、朝方寝るのが日常なんて、あまり良くないと思うので、
気候の良い夏の間に、体内時計を元に戻しておかないと、
今から秋になり、冬が来て・・・ と考えると、深夜の作業が辛くなるのは目に見えています・・・

はぁ~ (ため息) アラフォーの苦悩は続きます (苦笑) 。
ではでは・・・

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