宵闇の月・・・

いや~ 昨日はお店で仕事をして、
今日のお昼頃から 『海の家』 に入りました。

で、一番の心配事は首輪が外れたまま
いなくなってしまったVSHの猫君の事・・・
この週末に、一度も 『海の家』 に帰って来た気配はなく、
エサも手付かずのままでした・・・


なので、今日は仕事をしつつも、『海の家』 の近所の方に
『うちの猫、見ませんでしたか ? 』 と聞きながらやっていたので、
ど~にも、仕事に集中する事が出来ません・・・ (苦笑) 。

それでも、どうにか、現在、製作中の1977年型の50Sの
エンジンの最終調整を午後5時までには終え、
テスト走行を兼ね、猫君が迷い込みそうな山道に向かいました。

実際、外に出る飼い猫って、遊び回る範囲が最低でも半径500Mはあるそうで、
発情期のオスにいたっては、10kmも移動する例もあるそうです。

ましてや、迷ってしまった猫を探すなんて、
干草の中から一本の針を探すようなモノ・・・
厳しいとは思いましたが、それでも、じっとしてはいられないので、
テスト走行中のVESPAで山奥に入り、
少し走っては停止して猫君の名前を大声で呼び、
また少し走っては、猫君の名前を大声で呼び・・・

こんな事を繰り返していると、
2時間で軽く30km以上も走ってしまいました。

結局、猫君の行方は知れず・・・
知らぬ間にテスト走行は順調に終わり・・・ 
何とも、釈然としない時間を過ごしました。

で、一度、『海の家』 に戻って、時計を見たら午後7時半過ぎ・・・
もう、辺りは闇に包まれようとしていました。
水平線の彼方にかすかに残る、夕焼けのオレンジ色の線も消えかかり、
空の主役は満月へ・・・

ただ・・・ この時間になっても、
もう一度、猫君を探しに出ようとと思い、
今度は山奥 (山中) ではなく、海岸線へとVESPAを走らせました。

が・・・ どこを、どう探したらよいモノか、
アテもなく海岸線を走り、VESPAを停めては、猫君の名前を呼べど、
聞こえてくるのは、夏の終わりのセミ時雨と、気の早い秋の虫の音だけ・・・
そして、いつもと同じ波の音・・・

1344.jpg
[海岸線で猫君を探せど、見つかる訳もなく・・・
宵闇の月がVESPAを包みこもうとしています。悲しい感じの写真になりました。]

少し動画もあります・・・
一緒に悲しい気持ちになって下さい。

はぁ~ (深いため息)・・・
これまでも、2~3日戻らなかった事があるので、
まだ “許容範囲かな ? ” とも思いますが、
いかんせん、首輪が外れたまま、いなくなっているのが気がかりです。

まぁ、今夜は 『海の家』 の外灯を点け、徹夜で猫君を待とうと思いますが、
明日は朝からお店で仕事が入っているので、
早朝の5時には 『海の家』 を後にする予定です。

そのうち帰ってくるとは思うけど、(←そう信じています。)
もし帰って来ないとなると、真剣にペット探偵さんに依頼する事も考えていたりします。

ではでは・・・

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