いや~ 今日は朝から 『海の家』 へ行き仕事をしました・・・
実際、やる事が多く、何から手を付けて行けばよいモノやら (苦笑) 。
GWに入ったとは言え、休める見込みはありませんね。
さて、今日はですね・・・
昨日、お預かりした50Sを始動させるべく、状態のチェックを行いました。
[4年位、乗らずに置いておかれたそうで、
キャブ内部がヘドロのようになり、OH洗浄では修復出来ない状態でした。]
[ミッションオイルを抜いてチェックしてみたところ、
ガソリンの流入はなく、一次圧縮は保っていそうな感じでした。
恐らく、キャブを交換すればエンジンは始動すると思います。]
[マフラーにはカーボンが溜まり、パイプの半分以上を覆っている状態でしたので、
交換する事にしました。]
で、今日は50Sのチェックはここまで・・・
修理の指針が出たトコで別の仕事をしました。
まぁ、別の仕事と言っても、そんな大げさな事ではないのですが、
サビたガソリンタンクを2個ばかし、防錆する事にしました。
[タンクの防錆は内部を洗ったり、薬品を使ったりするので、
市内のお店で行うより、天気の良い日、『海の家』 で行う方がベターだったりします。
とりあえず、今日は洗浄後、防錆用の液体を入れ、置いて帰る事にしました。]
そうそう、修理作業と平行してFL2のバッテリーの充電も行いました。
[強化剤を入れ、6時間程充電したところ、何とか機能が回復しました。]
さて、こんな感じでドタバタとやっていた訳ですが、
今日のメインは、修理調整した50Sのチューニング車のテスト走行を行う事です。
結果から言いますと、『海の家』 の近郊で25km乗ってみたのですが、
始動、走行、アイドリング共安定しており、とてもいい感じに仕上がったという印象でした。
[テスト走行中の一枚です・・・ 今さらながら、海にVESPAって似合いますね !]
さらに、特質すべき点としては、
今回のこの50Sには 『FAR製のハマキ型マフラー』 が装着されているというところです。
SITOよりもカン高い音が特徴なのですが、僕はこのメーカーのマフラー音が好きなので、
自分の1968年型のプリマベラにも装着しています。
残念ながら、現在、このFAR製のマフラーは絶版になっており、
入手する事は難しいパーツになっています。
僕のお店のパーツ庫にも、数える程しかデットストックがなかったりします (笑) 。
と、言う訳で、今日の動画はそのFAR製のハマキ型マフラーの音と、
テスト走行中の様子を少しご覧頂こうと思います。
さて、さて、今日は午後7時にはお店の戻り、
『海の家』 で充電したバッテリーをFL2に装着したところ、難なくセルで始動する事が出来ました。
やはり、原因は5ターミナルのレギュレターだったようです。
[テスターで計測しながら、数日、乗ってみて状態を確認して行く予定です。]
ではでは・・・