いや~ 話せば長くなるのですが、話します・・・ (笑)。
現在、製作中の180SSフリクリ カスタムの製作が難攻しています・・・
実は6月末には下地の製作が終わり、
板金→塗装→完成・・・ と順調に行く予定だったのですが、
オーナー様から、パフォーマンスマフラーを装着した上で、
サイド部分にスペアタイヤと標準の半月型のタイヤカバーも装着してほしいとのリクエストが入った為、
その部分の製作が “超難攻” してしまい、製作が止まってしまっていたのです。
実際、壊してもよいP125のフレームを準備して、
予備のエンジンを載せ、部分的にカットしたり、カラーを準備したりしたのですが、
どれも、外観を大きくイジらないと、無理な感じなのです。
全てのパーツの隙間がギリギリの為、
何をどうズラしても、マッチングしないのです・・・ (苦笑) 。
外観のデザインやパネルの出っ張りを変えてしまえば楽勝なのですが、
そんな事をしては、VESPAのデザインが台無しになってしまいますし、
オーナー様もそれは望んでいらっしゃらないと思います。
では、組んだ後、マフラーのサイレンサーの角度を外に曲げてしまおうか・・・
と、そんな “常人離れしたお疲れモードな提案” まで出てしまう程、
悩んでいたのですが、この方法だと見た目が 『ヤンキーの族車』 みたいになるので、
それこそ、デザイン重視のクールなVESPAのイメージから大きくかけ離れてしまいます (苦笑) 。
今日現在、結果的には2台のP系のフレームをカスタム用に潰したのですが、
パフォーマンスマフラー & スペアタイヤと半月型カバーを装着するフォーメーションは、
外観のデザインをイジらないと無理という結果に至り、
遅ればせながら、再び、フレームの製作を再開した次第です。
オーナー様に連絡をして、お詫びしないと・・・
[写真は今日現在の様子です。
今回も原型を生かしながら、フロントフォークの加工、フロアの新設、
パネル部の加工等、見た目はノーマルで、実は超カスタム仕様になっています。
先のマフラー部以外はほぼ完成しているので、月末にはペイントが仕上がると思います。]
う~む・・・ うまく行かない時もありますね・・・
と、言う訳で、今日の1曲は僕の大好きなナンバー
『八神純子』 の 『うまくいかなくても』 をお聴き下さい。