いや~ 今日はお客様からライトが暗いとのご指摘で、
先日、納車させて頂いた180SS改200cc仕様車にバッテリーを装着しました。
[ライトの光源を確保する為、180SSのトレイに小型12Vバッテリーを・・・
と考えて調べたトコ、トレイに入るサイズとなると、SP武川の 『MF12V1.3Ah』 しか有りませんでした。]
実際、大容量のバッテリーを入れたとしても、
ジェネレーターのキャパシティが限られているので、
無駄な事になってしまいますし、トレイをカットしなければ装着出来ない上、
スペアタイヤの装着も危うい感じでした。
僕自身、ビンテージVESPAはライトが暗いのが当たり前的な感覚が有りましたし、
過去に一度もお客様からご指摘を受けた事がなかった為、
いい勉強になりました。
ただ・・・
ライトの明るさやホーンの音量、それにその他の性能を、最新の国産スクーターと比べてられてしまうと、
絶対に太刀打ち出来ないと思いますので、
1960年代車のキャパシティの中で整備して行くのはかなり厳しい部分ではあります。
[今回、バッテリーを装着したので、PX系に採用されている5ターミナルのレギュレターを採用しました。
但し、全ての電源を集中させると弊害が出る恐れがあった為、
バッテリーはヘッドライトの光源のみに使用する方法を取りました。]
ただ・・・ ご存じの方も多かと思いますが、
結構、バッテリーは早く上がりますし、ビンテージVESPA自体、
基本的にライトがそんなに明るい物ではない為、ある程度、固体にあった
乗り方、メンテナンスが必要になるかと思います。
その分、ビンテージVESPAには他にはない美しいデザインがあるので、
機能的な面は苦笑いしながら楽しまれるオーナーさんも多いかと思います。
あなたもその1人でしょ・・・
世間ではそんな人を 『変態』 って呼ぶんですよ (笑) 。
と、言う訳で、今日の動画はですね・・・
バッテリー装着前と装着後のライトの明るさの違いをご覧下さい。
ビンテージVESPAにバッテリーレスの200ccエンジンを搭載されている方の参考になれば幸いです。
で、午後10時頃からは真っ暗な山道にテスト走行に出てみました。
さすがにちょっと怖かったです・・・ (苦笑) 。
その時の様子も少しご覧下さい。