ガソリンコックの不運、ギアスパイダーの憂鬱・・・

いや~ 今日も早朝から 『海の家』 へ行ってVESPAの製作をしました。
という訳で、今日はその際に撮影した朝の海の様子をご覧下さい。

さて、今日も先日に続きVESPA50Sの製作です。

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[今日はエンジンの初期始動をさせるべく、まずは配線の引き直しを行いました。]

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[その次はキャブレターのOHとガソリンホース関連の組み立てです。]

ここまでは、順調に進んだのですが、ガソリンコックを組んだ際、
とんでもないトラブルが発生しました。

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[今回、イタリア製のガソリンコックの在庫が無かった為、急きょ、ネットオークションでタイ製のガソリンコックを購入しました。
いつもなら、重要な部分に東南アジア製のパーツは絶対に使わないのですが、
今、製作中のVESPAは外観が現状仕様のフルレストア車ではなかった為、そこまで拘る必要なないと判断したからです。
しかし、コレが裏目に出ました・・・ 
このタイ製のガソリンコックがもの凄い不良品で、新品なのにまともにガソリンが出ないのです。
その為、エンジンが突然切れてしまい、始動しなくなってしまうので、原因の究明にムダな時間を使ってしまいました。
]

今回、ガソリンコックを2個購入したのですが、2個共使えないパーツだったので、エラー品の混入というより、
不良品がデリバリーされているとしか思えません。
他にもタイ製パーツを数点購入してみたのですが、全部ダメでした・・・
特に酷かったのはリアブレーキペダルのゴムで、装着しようとしたら、裂けてしまうのです。

まぁ、タイ製が全て悪いという意味ではないので、誤解のないようにお願いしたいのですが、
今回に限っては、全て不良品ばかりでした。
勿論、ネットオークションなので泣き寝入りです・・・(苦笑)。

通常、フルレストア車の場合はイタリア製のパーツを使う為、今日のような事故は起こらないのですが、
今回は前記のような事情があったので、タイ製を使ってみたのですが、お金を捨てるようなモノでした。
急いでいても、いつものようにイタリアの取引先から輸入すれば良かった・・・ と後悔しかり・・・

こんな感じで紆余曲折? しながらも、無事に夕方までには全て仕上げて、
初期始動させました。

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[ガソリンコックは他のVESPAからコンバートして解決させました。]

という訳で、今日2本目の動画は、このVESPA50Sの初期始動の様子をご覧下さい。

いかがでしたでしょうか?
今回もSITOの純正タイプチャンバーを使っているのでイイ音してますね。

ただ、始動してから問題が発生!  ギアが微妙に抜けるのです。
スロー時にニュートラルで保っているので、完全にイカれている訳ではないのですが、
軽くギアハンドルを握ると、クラッチレバーを引かなくてもギアが入るのです。

まぁ、簡単に言えば、ギア抜けで走れなくなる “一歩手前” ってトコです。

実は今回、組み立て時に “怪しいなぁ~” と感じたので、
ギアリンクのパーツを全て別個体のモノに交換したのですが、ギアスパイダーの方は 『問題ない』 と判断して、
交換しなかったのです・・・・

はぁ~(ため息)・・・ こんな事ならギアスパイダーも交換しておけば良かったと思うのですが、
スモールボディでギアスパイダーまでイカれている部品は終わりです・・・ 
リアシャフトも怪しいので、もう一度バラしてリアシャフトごと別個体を入れた方が安全かと思います。

う~む、連休明けに再度、エンジンの全バラ作業をするしかないですね。
ではでは・・・

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