レストアの合間の洋画劇場 その5 1974年公開  フリービーとビーン大乱戦 編

いや~ いや~ 今日も先日に引き続き、名作 (迷作?) や旧作映画を観て、
気分転換を図ってみる企画の第5弾です。

で、今日はですね、中学生の頃にゴールデン洋画劇場で観た
『フリービーとビーン大乱戦 1974年アメリカ映画 』 のご紹介です。

簡単に言えば刑事モノの “ドタバタ コメディ” なのですが、
その後の刑事モノのフォーマットを作ったと言っても過言ではない秀作です。

型破りなフリービー、真面目で堅物のビーン、
我関せずの上司、 意地悪な検事、
殺し屋やから証人を守る設定、
大きなセダンのアメ車でカーチェイス → 結果、道はメチャクチャ etc…
このスタイルはその後、大ヒットした 『リーサルウェポンシリーズ (1987年)』 にも踏襲されていると思います。

劇中、『フリービー』 は 『ジェームズ・カーン』 が演じ、『ビーン』 は 『アラン・アーキン』 が演じていますが、
二人共、当代きっての名優ですからね~ 面白くない訳がないですね。

特に 『アラン・アーキン』 は 『オードリー・ヘップバーン』 の 『暗くなるまで待って』 で
冷酷な殺人者を演じていたので、この映画では全く違う顔を見せてくれるので驚きです。

とは言え、実際、この映画を観たのは今から35年近くも前の事で、
覚えている事と言えば・・・

①カーチェイス中、貨物列車を飛び越える、
②カーチェイス中、運転ミスして高速から落下して他人の家に突っ込む、
③最後にオカマの殺し屋が出て来てビーンを撃つ ・・・
この3点くらいです。

なので、今日はじっくりと 『フリービーとビーン大乱戦 (原題 Freebie And The Bean) 』を
観直してみる事にしました。

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[こちらがその 『フリービーとビーン大乱戦』 のVHSビデオです。
今回、この映画が観たいがため、ネット通販で購入しました。
勿論、DVDも出ているのですが、2012年にようやくDVD化された為、中古があまり出回っておらず、
非常に高いのです。 アマゾンの最安値でも4,000円以上していました。
かと言って、VHSビデオも安くなく、テープでのフォーマットはオタク系のコレクターズアイテムになっており、
最安値でも2,000円からで、高いモノは10,000円を超えているモノも有りました。
当然、一番安価なモノを買ったのですが、2,200円もしましたよ~ ]

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[冒頭のフォントもいかにもコメディタッチでいいですね。
ちなみにビデオを再生している機材は、20年前に買ったテレビデオなので画質がかなり悪いです。
ご了承下さい (笑)。
]

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[この頃の刑事モノは容疑者をシバきまくりますね。 観ていて気持ちイイです。]

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[カーチェイスも派手でイイです。]

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[容疑者の家に行くと、ブロンドのおね~ちゃんが裸でいる・・・ コレも刑事モノのテッパンネタですね (笑)。]

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[前記の覚えている点①と②のカーチェイスシーンです。
貨物列車を飛び越えたり、運転ミスして高速から落下したり・・・ 最高に面白いですよ。]

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[こちらも前記の覚えている点③のオカマの殺し屋です。ビーンはこのオカマの殺し屋に撃たれてしまいます。
しかもこのオカマはカンフーの達人だったりします。
なんだか、ゴルゴ13に出て来そうなキャラ設定ですね。]

最後はハリウッド映画お約束の大どんでん返しで楽しませてくれます。
ネタバレになるので、このブログでは美味しい部分だけ摘まんでご紹介しますが、
興味のある方は是非、ご覧になって下さい。

そうそう、余談ですが、かの 『スタンリー・キューブリック』 監督も
この 『フリービーとビーン大乱戦』 は1974年のベストフィルムだと言っているそうですよ。

Trailerは下記です。

それでは、またお会いしましょうね。
サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ・・・

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