鍵の啓示 と バス停選手権 1停目 『火山峠』 編

いや~ 今日の午前中は事務所で仕事をしていたのですが・・・

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[奥さんがお昼ご飯にマックを買って来てくれました。
僕は人が多いところが苦手な上、レジに並ぶのも嫌いなので、マックに行く事は殆ど無いのですが、
たまにはジャンクフードも悪くないですね。]

で、午後から 『海の家』 へ向かったのですが、半分程行った辺りで奥さんから電話がかかって来たので、
路肩に車を停めて出たところ、『鍵を忘れてるよ。』 との事・・・

まさか・・・ と思い、すぐにポケットやカバンの中を調べたのですが、
マジで鍵がなく、『海の家』 には行けなくなってしまいました。

この場合、鍵を自宅まで取りに帰れば済む事ですが、
こんな日は運命に逆らわないようにするのが僕のスタイルだったりします。

鍵を忘れる= 『今日は行くな』 という事です。
昔からバイク乗りには伝承されている事があるのですが、朝、家を出る前に鍵が無くなっていたら、
『その日はバイクに乗るな』 と言う事らしく、わざわざスペアキーを出して乗って出たりすると、
事故に遭ったりするそうですよ。

僕は流れに逆らうと良くない事が起こる方なので、今日のように鍵を忘れて出た日は
『海の家』 に行くなという “啓示” として受け入れ、他の事をする事にしました。


で、まずは予定変更に伴い最初に行った事は、塗装屋さんへ行って施工をお願いしているVESPAの
製作内容に関しての再確認です。

現在も数台まとめて塗装に入れているので、結構雑然としてしまっている為、
パーツの分類と色の塗り分けに関しての再確認をしておく事にしました。
実際、毎日に追われているので、こんな日じゃないと無理ですからね・・・

そんな訳で急きょ予定が変更になった為、いつもと違うコースを通ったところ、
ちょっと “パンクなバス停” に遭遇したので、今日は皆さんにそのバス停をご覧頂こうと思います。

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[こちらがその “パンクなバス停” 『火山峠(ひのやま-とうげ) 』 です。
木の枝に覆われていて、横からではバス停の文字見えません。
街中ではこんな廃墟化したバス停を見る事がないのでちょっと嬉しくなりました。
コレはポイントが高いと思います。]

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[ベンチが最高です。
バス停のベンチに車用のベンチシートを使うなんて、結構シャレが効いていますが、
もはやコケが生えて座れる状態ではありません。
ベンチなのに座れないという点が 『俺に触るな』 的なパンクの精神に繋がるトコがありますね。
この感じ、僕は嫌いじゃないですよ~
]

という訳で今日の動画はこの “パンクなバス停を” ご覧頂こうと思うのですが、
今日は広島市でも初雪を観測したそうで、『火山峠』 のバス停があるのは海のすぐ横だった為、
日中とはいえ、かなり寒かったですよ~

さて、塗装屋さんで用件を済ませた後、ホームセンターに材料の買い出しに出かけました。

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[こちらがそのホームセンターです。
今日は時間にゆとりがあったので、ゆっくり買い出しが出来ました。]

ここで時計を見たところ、まだ午後2時前・・・(苦笑)。
日頃、忙しく動いているので、ちょっと時間を持て余し気味だったのですが、
今日はマックしか食べていなかったので、小腹もすいたし、時間もあるし・・・ と言う訳で、
ホームセンター内にあるラーメン屋さんでラーメンを食べる事にしました。

で、ラーメンを食べていると、外で僕の事をジロジロ見ている人がいるではないか・・・
何だろう? と思っていたところ、案の定、ラーメン屋さんから出たところで声をかけらました。

『おいオマエ、うちの嫁と不倫してるだろ!』 なんて事を言われ事はなく (笑) 、
話をしてみると、23年程前にVESPAを販売した事があるお客様だった。


僕も仕事ですからお客様のお名前とVESPAのスペックは覚えていたモノの、
23年も前の事なので、顔とお名前が急には一致しなかったのですが、
結果から言いますと、仕事のご依頼を受ける事になりました。

勿論、23年前の販売車両とはいえ、僕が製作したVESPAですから、
仕事のご依頼は大歓迎です。

何だか不思議ですよね。
鍵を忘れて今日の予定が狂わなかったら、23年振りにお客様と再会する事もなく、
お仕事を頂く事も有りませんでした。

やはり鍵を忘れたのは、『新しい仕事を受けなさい。』 という啓示だったのかもしれませんね。
皆さん、鍵が見当たらない時には無理せず、流れに身を任せてみて下さい。
イイ事が有るかもしれませんよ。

ではでは・・・

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