いや~ 今日はマフラー交換の依頼が入った為、
朝からお引き取りに上がり、その足で 『海の家』 へ入りました
[午前10時過ぎ、軽トラにVESPAを載せて 『海の家』 へ・・・]
で、今回はですね、倉庫に保管していた中古良品のポリーニのチャンバーを装着する事にしたのですが、
僕は個人的にポリーニの飴色の表面仕上げがあまり好きではありません。
どちらかと言えば、艶消し黒の渋い質感のマフラーが好きなので、
同じ左出しタイプのチャンバーでしたら、
艶消し黒に塗られているレオビンチの方を選んでしまいます。
実際、ポリーニの表面処理は通常の艶消し黒のマフラーよりもサビに弱いように感じます。
事実、レオビンチとポリーニを比べた場合、同じ使用頻度でも、
ポリーニの方がサビがよく出ているように思います。
コレはあくまでも感覚的な事ですから、絶対ではありませんが、
ポリーニを装着してるいるオーナーさんの中で、
『気が付いたらサビていた』 って方も少なくないと思います。
恐らく黒塗りのレオビンチなら、サビが出ていなかったのではないでしょうか?
まぁ、サビが発生するのは色々な条件があると思います。
現実的に同じ条件下で異なるマフラーのテストを行った訳ではない為、
あくまで感覚的な事ですから、僕のヨタ話は聞き流してもらっても結構ですが、
前記のとおり見た目という点だけで言わせてもらうと、
僕はマフラーの表面は艶消し黒が格好イイと思っています。
なので、今日装着したポリーニの中古チャンバーも
一度表面をキレイに剥いで、その後、耐熱の艶消し黒でペイントしました。
[こちらが艶消し黒にペイント中のポリーニのチャンバーです。
塗ったばかりで艶が有りますが、この後、徐々に艶が引けて、いい感じに止まります。]
実は耐熱ペイントも少し拘っていて、色々と研究した結果、
某メーカーの物が一番格好良く艶消しになる事を発見! (笑) 、
ここ数年、レストアの際はこのメーカーの耐熱ペイントを使っています。
[こちらはチャンバー装着中の様子です。
毎度の事ながらエキパイ部のガスケットは2種 (違う素材を) 使い、
それを2枚重ねして組み込んでいます。排気漏れと振動対策と・・・ 気休めです (笑) 。]
[装着完了です。 キレイな艶消し黒に仕上がったでしょ!
目が細かく繊細なので、60年代のラッカー仕上げっぽくてイイ感じです。
コレならポリーニもサビにくいですし、“渋格好イイ” と思いませんか ? ]
という訳で今日の動画は、
この艶消し黒仕上げのポリーニチャンバーの音をお聴き下さい。
さて、マフラーを装着した後、販売用パーツの撮影をしていたところ、
突然、田舎の静寂 (笑) を打ち砕くかのように、ジェット機の爆音が聞こえてきました。
実は昨日も雨の中、午後の遅い時間に同じようにジェット機の爆音が聞こえてきて
ビックリしたのですが、今日も同じようなタイミングでしたね。
勿論、今日も機影は見えず、爆音は灰色の空の上から轟いていました。
しかも、昨日も今日も爆音の時間が非常に長く、余韻が完全に消えるまで
5分以上かかったと思います。
う~む、とても不気味な感じでした。
という訳で今日2本目の動画はその爆音の様子をご覧頂こうと思います。
動画で爆音がうまく伝わるかどうか ? 分かりませんが
灰色の空の上から聞こえて来る不気味な感じは伝わるかと思います。