いや~、大掛かりな引越しが終わったせいか? 気が抜けたようです。
それだけならまだしも、体の方の緊張も無くなったせいか?
“昨晩から腰に来て”しまい、歩くのも大変な程の痛みが・・・(苦笑)。
人間って不思議ですね・・・
先月中、引越しの際にかなり無理をして、腰を痛めていたハズなのに、
『今は寝込めない』『痛いのは気のせいだ・・・』何て、
昔の軍隊のような “精神論” の部分に頼っていた感はありますが、
やはり、『気は持ちよう』って、良く言ったモノで、完全に引越しが終わり、
緊張から解き放たれたかのように、“待ってました”と言わんばかりに “腰痛の洗礼” が・・・
そんな訳なので、今日はお昼過ぎまで、猫君と一緒に爆睡していました・・・
ただ、僕は貧乏性なので、1日、丸々寝ている事が出来ない“タチ”でして(苦笑)、
腰が痛いのを押して、通販のパーツの発送に向かいました。
で、今日の島の天気はと言いますと、
どうも、僕が爆睡していた午前中に、結構な雨が降ったようで (全く気が付きませんでした。)、
辺りの景色は、少々グレー系・・・
[天気はイマイチ・・・ 海も寒そうです。]
まぁ、腰も痛いし、天気も悪い事ですから、今日は少しスローに過ごせと言う事かな?
そんな風に解釈して、今日は、ほぼ1日、製作仕事からは離れました。
とは言え、週末には新しいお店の方に、お客様がご来店される予定です。
ですから、明日は1日、勢力的にレストアしておかないと、週末は、レストア仕事が出来そうにないので・・・
せっかく、11月になり、新しい体制でスタートを切った訳ですが、
正直、あまり生活に変化が無いと言うのが、本当のトコだったりしますね(苦笑)。
で、今日の1曲は、ズバリ、『Jam』の『Start』をお聴き頂こうと思います。
新しい月が始まり、新しい生活になったので、『Start』・・・
コテコテで申し訳ありませんね(笑)。
7インチ盤の音源からお聴き下さい!!
次をクリック→[audio:start.mp3]
ちなみにYou TubeでLive映像があったので、是非、ご覧下さい。
リズム帯が裏打ちになっているので、基本ラインは全てベースにおまかせして、
ポールウェラーは簡単なカッティングをしながらボーカルに専念しています。
かなり、演奏は難しそうですが、やはり、Liveに強い『Jam』ですね。
ソツなく、バッチリ演奏しています。
ところで、この曲を始めて聴いた方は、『アレ~何かに似てるぞ~』って思いませんでしたか?
よ~く聴いて思い出して下さい・・・
そう、『Beatles』の『Taxman』に“クリソツ”でしょ(苦笑)・・・
このリフの酷似に関して、後に90年代になり、『Jam』のメンバーも、
『Taxman』からインスパイヤ (パクリった?) されたとコンフェッションしています。
『Taxman』と言えば、1966年に発売された、『Beatles』の7枚目のアルバム『Revolver』の
トップを飾るナンバーとして有名ですね。
この曲は、ジョージの名曲ですが、
くしくも、ジョージは『マイ スウィート ロード』で、盗作疑惑をかけられ、裁判で敗訴しています。
訴えたのは、『ブライト チューンズ』と言うアメリカの会社なのですが、
さすが、カツアゲと暴力とポルノが大好きなアメリカ人らしい愚考です。
事実、この『Jam』の『Start』なんて、ジョージに訴えられていたら、間違いなく敗訴していた事でしょうが、
そこは、さすが、紳士の国、英国・・・
少しリフをパクられようとも、それは自分へのリスペクトと考え、大目に見る・・・
ジョージのフトコロの大きさを感じさせる一面ですね。
その反面、ケチで汚い、アメリカ人の生き方を再認識してしまう出来事ですね。
では、今日はせっかくですから、
本家本元、『Beatles』の『Taxman』を当時のアナログ盤からお聴き下さい。
レコード棚を見たトコ、レーベル別に10枚程出て来ましたが、
今日はB&Wのパーラフォン盤からお届けします。
次をクリック→[audio:tax_man.mp3]
ちなみに、You Tubeで『Taxman』のLive映像もあったので、そちらも是非、ご覧下さい。
1991年の日本公演の模様ですが、実はこのLive、僕も見に行っていました。
この時、最前列にいた僕に、ジョージは手を振ってくれました。
(あらゆるコネを使って、最前列のチケットを取った記憶が・・・)
横にいた友人は『アレは俺にジョージが手を振ってくれたんだ!』と言い張っていましたが、
間違いなく、僕はジョージと目が合い、手を振ってくれたと、今でも確信しています(笑)。
ところで、超ヨタ話になりますが、当時のUSのキャピトル盤の『Revolver』には、
『アイム・オンリー・スリーピング』、『アンド・ユア・バード・キャン・シング』、『ドクター・ロバート』は未収録です。
その為、このアルバムには、ジョンのナンバーが2曲しか収録されていません。
レア盤好きの方には、有名な話ですが・・・
さて、ヨタ話の続きをもうひとつ・・・
『Start』と『Taxman』を、僕の持っているミキサーを使って、レコードを途中で繋いでみました。
ピッチコントロールも殆ど無く、事の他、キレイに繋がるので、ビックリしました。
参考までに聴いてみて下さい。
『Start』→『Taxman』です。
次をクリック→[audio:taxman2.mp3]
さて、さて、いかがでしたでしょうか?
また機会があれば、是非、似ている曲(パクリ?)、いえいえ、リスペクトのあまり、
気合の入り過ぎてしまった曲を探して来て、皆さんにお届けしたいと思います。
おっとっと、その前に山のように溜まったレストアの仕事を片付けなきゃ(苦笑)・・・
ではでは・・・