いや～ 昨日に引き続き今日も謎のVESPAの修理です。
で、今日はいよいよ破損した外装パーツの交換です。
[まずはリアブレーキレバーの交換です。
このVESPAも先日の赤いVESPA同様、駐車場に停めている時にバックで入って来た車に倒されてしまった、
いわゆる “立ちゴケ事故” に遭った車両です。
その為、左サイドを中心に外装パネルには大きなキズが入っています。]
[次にキズが入っていたレッグシールドモールの交換を行いました。]
コレらの外装パーツはイタリア製との互換が確認できなかった為、
全てインド国内のVESPAディーラーから入手しました。
その為、入手に時間がかかった上、
金額もヨーロッパ製のアフターマーケットパーツより高額になってしまいましたが、
インドVESPAの純正品になる為、加工する事なくキレイに装着する事ができました。
パーツの入手はとても大変でしたが、
こうして無事に解決すると、苦労が報われた感じがしますね。
[こちらはの写真は
無事に外装パーツの交換修理が完了した際に撮影したモノです。]
あとは無数に入っている外装のキズを補修すれば完成なのですが、
外装パネルの経年劣化がある為、一度バラすと再組立てが難しい場所もあるので、
今回はオールマスキングで個々のパネルを数回に分けて補修する事にしました。
その方が確実に外装のフォーメーションを崩さずにキレイに補修ができると考えたからです。
ご縁があっての修理ですがら、とにかくプロとして最善を尽くそうと思っています。
さて、完成後、テスト走行に出たのですが、
今回はフロントフォークのコラム部のベアリング交換を行ったので、
その周辺のチェックと加工して装着したスピードメーターケーブルの稼働確認が中心になりました。
という訳で今日はそのテスト走行の際に撮影した動画をご覧頂こうと思います。
結果からいいますと、フロントフォーク部の動きはとても軽やかで
スピードメーターも元気に動いているので 『問題なし』 と判断して
明日から塗装工場へ持ち込む事にしました。
[明日から塗装工場に持ち込む事にしたので、
今夜のうちに市内の事務所まで持って帰る事にしました。]
という訳で今日2本目の動画は、
呉市内の事務所へ戻る際に撮影したモノをご覧下さい。
実は呉市内の事務所へVESPAを運んだ後に
広島市内で数件の仕事があったので、車を乗り換えて出かけたのですが、
動画はその辺りまで撮影したプチロードムービー (笑) になっています。
