音戸の瀬戸『坪井漁港』のコンクリート製 被曳航油槽船

いや~ 今日も早朝からお店で仕事をしていたのですが、
整備を開始しなければならない車両があったので、
お昼前から『海の家』へ向かいました。

で、『海の家』に向かう途中での事、いつも通る音戸大橋の近くにある『坪井漁港』に
戦争遺構とも呼べるコンクリート船があるとの事だったので、立ち寄ってみる事にしました。


[こちらがその『坪井漁港』とコンクリート船です。
1953年に呉海軍工廠から払い下げられた後、防波堤として沈設されたため
正式には “元コンクリート船” → ”現防波堤” と言った方がイイかもしれません。]

wikipediaの情報によりますと、現存する日本製のコンクリート船は5隻しか記載されておらず、
そのうちの1隻は硫黄島にあるため、国内には4隻しかないようなのですが、
4隻しかないうちのひとつが、この『坪井漁港』にある
コンクリート製の被曳航油槽船になるそうです。


[オリジナルの部分は船首と右舷のみで、遠目で見ても赤い四角の部分が
かろうじて船の原型を留めているだけです。
今の状態では元の船の長さや形状を確認する事はできませんでした。]


[コンクリート船にはこの狭い防波堤を通って行くのですが、
電信柱や低い壁の感じが何となくジブリアニメのようで素敵です。]


[電信柱の横には防波堤建設記念碑がありました。
そこには昭和31年の文字が見て取れました。]


[近くに行ってこの角度から見ると船に見えますね。
潮風にさらされて錆々になっていますが、先端の鋼板は
コンクリート船のオリジナル部分だそうです。]


[船首上部には何か穴の跡が有りました。油槽船なので注油口でしょうか?]


[やはりこの船首部分から見る光景が一番船らしいですね。]

という訳で今日の動画は
この『坪井漁港』に防波堤として残るコンクリート製の被曳航油槽船をご覧頂こうと思います。
今日もお時間のある時に動画にお付き合い頂ければ幸いです。

(この動画はブログ限定です。)

さてさて、ここ最近はブログで史跡ばかりご紹介していますが(笑)、
VSHのおじさんは毎日きちんと仕事をしていますよ。
てか、仕事を熟して行かないと溜まる一方なので、いつも深夜まで頑張っています。


という訳で今日はほんの一瞬ですが(笑)、久々に作業中の動画もご覧頂こうと思います。
こちらもお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

(この動画はブログ限定です。)

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