英国製 WILMOT-BREEDEN UNION』のブランクキー と 昭和のカルト歌謡『山中ひとみ』の『三月生れ』・・・

いや~ 先日倉庫の奥で珍品を発見しました。


[コレがその珍品 『英国製 WILMOT-BREEDEN UNION』 のブランクキーです。
通称ユニオンキーですね。]

記憶の糸を辿ってみると、このブランクキーは今から30年近く前にイギリスから輸入した
1960年代のスモールボディに付いていた物だったと思います。

確かWILMOT-BREEDENは1984年に会社が無くなっていますが、
このブランクキーは1960年代の古いVESPAに装着されていたので、
1960年代~70年代のアイテムに間違いないですね。

これはピアジオのオリジナルキーではなく、
英国でのオーナーが当時スペアで製作したモノですが、
そういった点でもある意味珍品かと思います。

このブランクキーには『FP 649』のナンバーが刻印されていますが、
FPシリーズは丸い頭で片方だけカットされているブランクキーの相称です。

元々は英車の『Austin-Healey』、『初期のミニ』、『MGA』、
『初期のMGB』、『Triumph TR2,3』 等に使われていましたが、
形状の関係から英国ではVESPAにも流用されておりました。

実際30年近く前に僕はイギリス滞在中にVESPAのスペアキーを作った事があるのですが、
その時もこのFPシリーズのデッドストック(倒産後の過剰在庫??・笑)のブランクキーで
製作して頂いた記憶があります。

ちなみにこのFPキーのカットナンバーは『FP626-FP750』まで存在しています。
以上、珍品のご紹介でした。
今、ヤフオクに出品しているので興味がある方は是非ご覧下さい。


[冬の海が似合うイカしたブランクキーですよ(笑)。]

さて、このあたりで今日の動画ですが、
今日も昭和のカルト歌謡をお聴き頂こうと思います。

今日はですね『山中ひとみ』の『三月生れ』です。
スバリこの曲は『私の彼は三月生まれだからね~』と
生まれ月アルアルで彼氏をディスる昭和歌謡です。


[こちらが『山中ひとみ』の『三月生れ』の7インチ盤です。
リリースは1972年の2月で、作詞は天才『阿久悠』ですからナイスな楽曲です。]

最近では血液型で他人を判断したり揶揄すると『ブラットタイプ・ハラスメント』として
嫌われる傾向にありますよね。
ですから昭和脳がよく言う『B型は〇〇だからね~』とか『A型は〇〇ですね』的な会話は
NGになっています。

そういう観点から見るとこの『三月生れ』という曲は完全なる『生まれ月ハラスメント』ですね。
う~む、昭和歌謡恐るべし(笑)。
とはいえ、なかなかキャッチ―な曲なので是非お聴き下さい。

(この動画はブログ限定です。)

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