いや~ 先日から “ほぼ完成” して乗っている放置プレイVESPAですが
実はテスト走行初日からリアホイールやタイヤにオイル漏れのスポット痕が
確認されました。
この場合、リアのオイルシール、ガスケット、それにミッションオイルの
量が少し多い事が考えられたのですが、オイルシールもガスケットも新品ですし
ミッションオイルも規定どおりです。ましてや再分解して状態を確認してみても
リアドラム内部にはオイルの流入の痕跡さえ見られませんでした。
まぁ、簡単に言えばオイル漏れの場所が特定できなかったのです。
ダダ漏れなら目視で確認できるのですが、本当にごく少量なので
タチの悪い漏れ方だったのです。
それでもミッションオイルの量を少し減らして、
リアのオイルシールとガスケット周辺にいつもなら塗らない
液体パッキンを塗ってとりあえず様子を見る事にしました。
先に “ほぼ完成” というふうに表現しましたが
こういった理由から完成ではないと言いたかった訳です(笑)。
で、ここ数日は自宅からお店に出る際の足で使用して
様子を見ていたのですが、やはり微妙なオイルが止まりませんでした。
そこで考えたのがロングツーリングです。
なので、『高井神島』へ行ったり。『江田島』へ行ったりして
オイルの “にじみ” が “漏れ” になるのを待っていた訳です。
そしてロングツーリングのおかげで、
ついにそのオイル漏れの場所がクラッチカバーの
クラッチアーム周辺からである事が判明しました。
こうなると考えられる主な原因は下記のとおりですね。
①ガスケットの不良
②ネジの緩み
③劣化によりアームシャフトが痩せてしまっている。
④劣化によりクラッチカバーのシャフトの穴部にガタが出ている 等々です。
まぁ①と②なら問題ないのですが、③と④ならアウトなので
クラッチカバーをアッセン交換しないとイケなくなります。
何はともあれ一度分解して各部の動きをチェックした後
高性能な液体パッキンを使って塞いでみる事にしました。
はたしてその結果は・・・
ぜひ今日の動画でご覧下さい。
(この動画はブログ限定です。)
いかがでしたでしょうか?
結果的に③もしくは④が原因だったようで、クラッチカバーをアッセンで
交換するハメになってしまいましたが、無事にオイル漏れが止まったので
いよいようちの奥さんに納車ですね(笑)。
ではでは・・・