ジェフを奏して、功を奏した・・・

いや~ 今日は午後2時頃まで海の家で仕事をしたのですが、
明日は市内で仕事が沢山あるので、夕方にはお店に戻って来ました。

いよいよ一般的なお正月休みも今日まで・・・
何だか、休めたような、休めなかったような・・・
“ワーカーホリック気味” なので、嬉しいような寂しいような、複雑な気持ちです (苦笑)。
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[今日も島は快晴 ! ! 海が透き通っています。]

さて、今日は先日の高校生バンドの時の昔話の続きをしましょう。
え~と、楽器屋で行われるコンテストに参加しようって事に決まったってトコまででしたね。

まず、最初の予選は審査員の前で演奏するLIVE形式で行われました。
実はコレ、楽器屋の3Fにある小ホールで行われたのですが、
現場に行って僕らメンバー4人は唖然・・・ 何故なら、その場には審査員だけではなく、
予選参加者やその友人等、結構誰でも入場 & 観覧OKな感じで、
ちょっとしたLIVE会場のようになっていたのです。

正直、人前で演奏なんて全くやった事のない16歳のド素人バンドには、
かなり荷が重いスタートとなりました (苦笑) 。
しかも、こういうトコって、かならず常連のヤツらがいるモノで、
そいつらの 『何だコイツら、場違いじゃねぇのか~』 的な目や空気には
演奏前から自信喪失になりかけましたね・・・  マジで。

で、演奏した曲は、以前にもブログで書きましたが、
『ジェフべック』 の 『ブロウバイブロウ』 からの抜粋で、
『哀しみの恋人達』、『フリーウェイジャム』 の2曲だと思っていたのですが、
先日、『この予選の時のテープがないかな~』 って実家のカセットライブラリーを探して見たトコ、
うまい具合に発見しまして・・・
どうやら、『スキャッターブレイン』 も当日演奏していました。

録音テープを聴いて思い出したのですが、
当時、16歳のド素人バンドが 『ジェフべック』 のナンバーをコピーする事など有り得ない事で、
予定どおり、『哀しみの恋人達』、『フリーウェイジャム』 の2曲を演奏した後、
審査員やその会場にいた見ず知らずのバンドの諸先輩達から
『お前達、何か他にも出来るか ? 』 との声を頂き、急遽、演奏した物です。

今聴き直すと、結構、拍手をもらっているので、驚きましたが ・・・ (笑)。
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[左が 『ブロウバイブロイウ』、右がその次に発売された 『ワイアード 』です。
共に超名盤ですから、是非、聴いてみて下さい。]

と、言う訳で、今日はその神 (ジェフべック様) をも恐れぬ、
楽器を始めてわずか半年足らずの16歳の高校生 (ガキ?) が演奏している
『スキャッターブレイン』 をお聴き頂こうと思います。

正直、今から26年も前の演奏で、『もう少し上手に出来んかったモンかな?』 って思いますが、
それぞれ、ギター、ベース、ドラムを始めて、僅か半年足らずの高校生の
怖い者知らずな (恥知らずとも) 演奏って、今となってはいい思い出だったりしますよ。

是非、聴いて笑ってやって下さい。
16歳の 『スキャッターブレイン』 です。
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次をクリック→  [audio:acatbrain.mp3]

さて、さて、この曲、お聴きになった方はもうお気付きかと思いますが、(←演奏が下手過ぎて気付かない ? ・笑)
8分の9拍子なんです・・・
最初はビートルズを演奏したいだけで、見た目はコージパウエルのドラムセットに憧れていた
ミーハーな16歳のドラム初心者の僕は、友達の影響で、どんどんジャズ & フュージョン系に
傾いて行ってしまうハメになりました (苦笑) 。

で、結局ですね・・・
若さと怖い者知らずが “功を奏して”、いえいえ “ジェフを奏して” (笑)、
その大会の最年少バンドとして、予選を通ってしまった。
この時ばかりはバンドのメンバー4人で、近所のソフトクリーム屋で
お祝いをしたのを覚えています。

おっとっと、またまた長くなりそうなので、
この続きはまた今度・・・
ではでは・・・

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