ラディック ビスタライト スネアドラムの音・・・

いや~ 本当に忙しい毎日です。
あれほど、マイブームで大人買いしていた “ラディックのビスタライト” も今は昔・・・

LIVEどころか、ドラムの練習をする時間的なゆとりさえ無いアリサマ・・・(苦笑)。
こんな感じなので、色違いで4個購入した 『ビスタライトのスネアドラム』 も、
出番がないまま “タンスの肥し” になりそうだったので、
一番キレイなブルーを売りに出したところ、先日、女性のドラマーさんからオファーが入り、
商談が成立したので、本日、お送りする事にして、梱包作業を行いました。

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[コレが商談が成立した、1976年製のブルーの 『ビスタライト スネア』 です。
女性のドラマーにはピッタリの可愛い外観ですね。]

で、せっかく久々の “ドラムネタ” になったので、
今年の3月にプチレストアして、何とかプレイヤーズ・コンディションになった、『クリアのビスタライト』 を
『海の家』 の裏のビーチへ持って行き、叩いてみたので、ご覧 (お聞き) 頂こうと思います。

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[『クリアのビスタライト』 @ 海の家の裏のビーチ (笑)。]

ただ、ここで大きな問題が・・・
今日もレストア製作で時間が取れない状態なので、そんな中、ブログで配信する動画の為、
スネアのプレイパターンを決め、それを練習して撮影する時間など、皆無なのです。

しかも、忙しくて5月からドラムに全く触っていない状態だったので、
少し練習したところで、なかなか他人様にお聞かせ出来るような状態にまで、
僕の腕が進化するとも思えないので、作業服のままスネアを抱えて、
裏のビーチへ行き、ワンテイクで撮影して来ました。


と言う訳なので、ウォーミングアップもなく、プレイパターンも決めず、
アドリブで叩いているので、かなり雑な感じですが、
僕のプレイを聞くのではなく、ビスタライトの音を聞くつもりで、軽くお付き合い下さい。

また、言い訳になりますが、リハーサルなしで、僅か10分で済ませた為、
作業服の上、腕はオイルで真っ黒・・・
スネアをスタンドに固定し忘れた為、叩いている途中で落ちそうになるし、
スティックにいたっては左右、違うので叩いています・・・ (苦笑)。←気がつきませんでした。

本当はきちんした形でご覧頂くのがベストなのでしょうが、
実際、何時間も練習したとしても、反対にプレッシャーになって、上手に叩けないので、
今日くらいの軽い感じの方が、素人はケガをしなくてイイと思いますね (笑)。

さて、前置き (言い訳) が長くなりましたが、
このビスタライトのスネアドラムのセッティングについて、簡単にご説明しますね。

この 『ビスタライト』 は透明なアクリルで出来たドラムです。
その為、メタルスネアに比べ、チューニングレンジが狭いのが難点であり、またそれが売りだったりします。
僕は通常、メタルの深胴を使っていますが、それに比べると、やはりチューニングがシビアです。

話が少しソレてしまいますが、本題の複線なので書かせて頂きますが・・・
僕は元来、『ビートルズ』 が大好きでドラムを始めたと言う経緯から、
個人的に、初期ビートルスで 『リンゴ スター』 が出していた、“ベタっ” とした、
丸いスネアの音が凄く好きなのです。(ラヴ ミー ドゥとか)

ですから、メタルスネアでも、この音を再現する為、
厚めのホワイトコーティングのへッドを張り、スナッピーも太めのモノに交換して、
ローチューニングで60年代の音を出すように心がけていました。

ですが、このビスタライトのスネアに関しては、チューニングレンジが狭いので、
結構、ハイチューニングにして、スナッピーも細いモノに変更後、
軽く張るようなセッティングで、ベタっとした、丸いスネアの音をつくりました。


また、一般的なスネアに比べ、アクリルボディは音がよく抜けると言いますが、
ヘッドとスナッピーの相性による部分が多いと感じました。
とは言え、リムショットの時の抜けは抜群で、ヘッドを叩いた時の音との差が
あまりにも大きいので、別のタムを叩いているような錯覚になる程、音の差があります。
このヘッドとリムショットの叩き分けは、今日やっていますので、聞いてみて下さい。

で、これは番外なのですが、このスネアは、フープを自分で補修した後、メッキに出した為、
微妙に曲がっているようで、細かく言えば、テンションキーの部分が、チューニング音痴になっています。
言わなければ分からない程ですが、最後の方でテンションキーのエッジ部分をロールで叩き分けています。
チューニング音痴になっている分、フランジャーがかかったような、面白い音になっています

まぁ、結果オーライと言う事で、僕としては気にしてはいませんが、
真面目にドラムをやっている方からは、怒られそうですね・・・

まぁ、決して上手じゃないので、軽い感じでご覧下さい。

さて、さて、先に、『リンゴ スター』 が出していた、
“ベタっ” とした、丸いスネアの音が凄く好きだと書きましたが、
見た目のドラムセットで言えば、『コージー パウエル』 の “オクトパス” が好きで、
今でもヤマハの同系セットを持ってます。

ですが、プレイスタイルは 『リチャード ベイリー』 (← “ジェフ ベック” の “ブロウバイブロウ” で叩いている人) や
『バディ リッチ』 のような高速ロールを主体としたモノが好きですねぇ~
まぁ、好きだから、演奏が出来ると言う訳ではないのですが、若い頃のように、
そのあたりのジレンマはなくなりましたねぇ~ 

自分の出来る範囲で楽しむのが、アラフォーの趣味ですから・・・(笑)。
ではでは・・・

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