いや~ 早いモノで2001年のアメリカ同時多発テロから8年が経過しましたね・・・
このテロで亡くなった方は、2,993人 (テロリスト19人を含む) との事。
結局、アメリカの行って来た愚行が、イスラム社会の反感を買い、
起るべくして起ったテロですが、その後も懲りないアメリカは、
他国に対する傀儡政権 の手を緩めるどころか
(* 傀儡 (かいらい政権) とは=日本の沖縄のよう場所の事・・・
米兵が治外法権の傘の元、女児をレイプしたり、酔ってひき逃げ死亡事故を起こしたり、
強盗に入って、何も落ち度もない人を殺したり、学校の校庭にヘリが不時着したり、と、
好き放題やっても、『あ、悪い悪い・・・』 の一言で済ませてしまう、大バカアングロサクソンの愚行。)
最終的にアメリカ人は、怒りの矛先をイラクに向け、
核兵器を持っていない 『フセインさん』 に対して、
『オマエ、核もっとるやろ、出さんかい、シバくど』 と因縁をつけ、
2003年3月から一方的にバクダッドをボコボコにしたのは皆さんもご存知のとおり・・・
このアメリカの暴走で殺害されたイラク人は36,000人以上、
それと対照的に、米兵が死んだのは僅か4,000人との事。
とは言え、あくまでコレらは報道上の数字なので、
実際のところ、イラク人の被害者の数は、もっと多いと推測されますね。
まぁ、アメリカ人が殺されるのは自業自得ですが、
イラクの民間人が殺されるのは可哀そうですよね。
他人 (日本人) から見れば、同時多発テロで2,993人の命を奪ったターリバーンより、
イラクで36,000人以上も殺しているアメリカ人の方がテロリストに見えてしまいますが・・・ (苦笑) 。
『フセインさん』 は核を持っていなかったしね・・・
皆さんはどう思われますか ?
そうそう、そう言えば、僕はこの同時多発テロが発生した、
2001年9月11日は、休暇で 『イギリス』 の 『ブライトン』 に行っていました。
[パスポートを見たトコ、この年は9月6日から約2週間、イギリスに滞在していました・・・]
ちょうど、『ブライトン ピア』 の前の海上イタリアン・レストランでランチを食べた後、日本の友人に電話したのですが、
この時、初めて 『世界貿易センタービルに飛行機が落ちたよ。』 と、教えられました。
ただ、『貿易センタービル ? 』、『飛行機 ? 』 と、情報が断片的だった為、
“ピン” と来なくて、理解出来なかったのですが、ホテルに帰り、TVをつけたところ、
世界貿易センタービルに飛行機が激突する映像が “ヘヴィーローテ” されていたので、
ここで初めて、事の重大さに気付いた次第です・・・
とは言え、正直なところ、あまり英語が聞き取れない僕は、ニュースの映像を見ただけでは、
なかなか現状が把握出来ず、新しいハリウッド映画のPVくらいにしか思えませんでした。
それ程、あまりにも現実離れした出来事 (映像) だったように記憶しています。
ところで、その時、偶然にも、
労働組合会議(TUC)の為、イギリスの 『ブレア首相』 も 『ブライトン』 を訪れていて、
アメリカで発生した、同時多発テロに対する最初の声明が生放送で流されていました。
話が前後してしまいますが、どうやら、僕が宿泊していたホテルのすぐ近くに、
ブレア首相が宿泊していたらしく、何も知らず、そのホテルの前を偶然通った際、
もの凄い数の報道陣が取り巻いていたので、
『何なんだろうか ? “マイケル ジャクソン” でも来たのかな~』 と、興味津々で見てはいたのですが・・・
その後、ホテルに戻りTVをつけたトコ、先の 『貿易センタービルに飛行機が激突する』 映像と、
『ブライトン』 滞在中の 『ブレア首相』 の声明が、生放送が流れて来たので、納得・・・
『先の報道陣は “ブレア首相目当て” だったんだ・・・』 ってね。
まぁ、いずれにせよ、もの凄い緊張感、と言うか緊迫感でしたね。
[コノ新聞は翌日の9月12日に 『ブライトン』 で購入したモノです。
物持ちがイイので、今でも持っています (笑) 。]
この後、10日間程イギリスへ滞在したのですが、“どこもかしこも” 厳戒態勢で、全然、楽しめなかったですね。
もっとも、毎日、毎日、TVのニュースで、貿易センタービルの “衝撃映像” が流されているので、
遊ぶ元気なんて、なくなってしまいました・・・
で、帰国の際の 『ロンドン・ヒースロー空港』 も “超厳戒態勢” で、笑顔なんて全く無い状態でした。
チェックインしてから機内までは、4回くらいボディチェックや手荷物検査があるし、
検査官はみんな険しい顔をしている・・・
何か不審な動きをしたり、指示に従わなかったら、確実に連行される空気を感じました。
特に手荷物の検査は厳しく、カメラのメンテナンス用に持っていた精密ドライバーでさえ、
『武器になる』 と言われ没収されました・・・ (苦笑) 。
でも、もっとビックリしたのは、女性の方の 『ビューラー』 や、赤ちゃんを連れている家族の
『乳母車』 まで 『武器になる』 との事で、機内への持ち込みが制限されていた事でした。
まぁ、この時ばかりは “事が事” ですし、
『アメリカの次はイギリスだ』 と、“真しやか” に囁かれていましたから、
紳士的なイギリス人もナーバスになる気持ちはよく理解出来ました。
勿論、僕自身もテロの後ですから、飛行機に乗るのが怖くないと言えば、嘘になりましたね・・・
“郷に入っては郷に従え” じゃないですが、“ヒースロー空港の緊急ルール” に協力して、
とにかく 『一刻も早く安全に日本の地を踏みたい』 と、ガラにもなく思いました・・・ (苦笑) 。
と、言う訳で、今日はその時の同時多発テロの際の報道映像をご覧下さい。
アメリカ人は “超オーバーリアクション” で、出川哲朗バリです・・・
さて、さて、この時は、本当に休暇どろではなく、イギリス国内での移動も、緊張の連続でした。
何だか、お金を使って、神経をすり減らせに行ったような感じでしたが、
『平和ボケ』 した自分にとっては、いい勉強になりました。
とは言え、僕は以前にも、『パリ』 で 『ハマス』 が地下鉄の駅を爆破した際、滞在していましたし、
『ロンドン』 の 『MI-6』 に 『IRA』 が迫撃砲を打った時も滞在していました・・・
楽しい事ならいくらでも体験したいと思いますが、テロだけには関わりたくないですね。
やはり海外なんて行かず、『海の家』 で猫君とゴロゴロするのが、一番安全だと言う事でしょうか ? (笑) 。
ではでは・・・
P.S.
超忙しい合間を見てブログを書いています。
文章は、ほぼ未チェックでUPしていますので、誤字、脱字、変換ミスが多々あります。
ブログなので、気にせずやっています。また、気付いても修正していません。
皆さんもその辺りは軽く流して下さいね (笑)。