BEATLES ABBEY ROAD レフトアップル

いや~ 今日も一日中、お店でドタバタしてました・・
で、夕刻から来週納車予定のVESPAのエンジンを始動させ、
市内を少し流して、調子を再確認してみたのですが、
数週間展示していたにもかかわらず、アイドリングも安定しており、
すぐにでも納車出来る状態を保っていたので、一安心・・・・

1207.jpg  2156.jpg
[夕刻から市内でVESPAのテスト走行を・・・ パステル色の空と飛行機雲が切ないです。]

で、そろそろお店を閉めて、帰宅しようかな~と思っていたところへ
イギリスからレコードが届きました。


rec11.jpg
[12インチ盤が届きました。]

『何が届いたのかなぁ~』 って思い、開封してみたところ、
『BEATLES』 の 『ABBEY ROAD』 の “ファースト・プレス盤” と謳われている、
『レフトアップル盤』 でした・・・

rec3_on.jpg
[格好良く書くと、“first issued 26 September 1969. Apple (Parlophone) PCS 7088 (stereo)” です (笑) 。
左の裏ジャケに注目 ! リンゴのマークが微妙に左にズレているでしょ、
なので、レフトアップルと呼ばれています。 ちなみに右は2ndプレス以降の裏ジャケで、
リンゴのマークがきちんと収録曲の下に収まっているのがお分かりになるかと思います。
このリンゴのズレはミスプリントと言われているのですが、2ndプレスからはリンゴの位置が修正されてしまった為、
『レフトアップル』 はコレクターの間で幻の一品になっています。
謎が謎を呼ぶ裏ジャケですが、コレが 『ABBEY ROAD』 の1stプレスとされていますよ。
本当だろうか・・・]

さて、このレフトアップル盤は、イギリスで買ったモノなのですが、
残念ながら盤の程度はイマイチ・・・ でも、レフトアップルのジャケだけでも欲しかったので、
買ったと言う訳・・・ 当然ながら、価格は送料を入れても、3,600円と超格安・・・

まぁ、レフトアップルのジャケを買ったと思えば、決して高くない価格だと思いますが、
試しに聴いてみたところ、案の定、『Come Together』 が微妙に針飛びするではないか ! (苦笑) 。
しかも、変な飛び方ではなく、remixしたみたいに、キレイに飛ぶので、
聴いていて 『あれ ? テイク違いなの』 って思ってしまった程・・・ (笑) 。


で、ですね、今日はその、針飛びして、微妙にremixぽくなっている
部分をお聴き (ご覧) 頂こうと思います。
よ~く聴いて下さいね。『Come Together year』 と歌う部分の 『year』 が飛んでいます (笑) 。

さて、さて、余談ですが、ABBEY ROADにあるEMIスタジオ前の横断歩道を横切るこのアルバムのジャケは、
『世界一有名なジャケ』 と言っても過言ではないと思います。
プロのアーティストでさえ、オマージュしたジャケを発売したりする位ですからね。
撮影は 『Ian McMillan』・・・ 
確かこの人、僕の記憶が正しければ、『ヤァ ! ブロード・ストリート』 の撮影も担当していたハズ・・・

そうそう、そう言えば、『BEATLESファン』 なら周知の事ですが、
このジャケからいわゆる 『ポール死亡説』 が流れたとされています。

ノストラダムスの預言書なみに、かなり強引な解釈や後付も多いのですが、
今日はですね、それらの死亡説について、少しふれてみたいと思います。

当時流れた噂によると、実はポールは3年程前に交通事故で亡くなっていて、ジャケットに映っているのはソックリさんで、
残りの3人は、そっくりさんをポール本人に仕立てて、騙し騙しビートルズを続けてきたが、
ファンの目はごまかせなくなり、とうとうこの 『ABBEY ROAD』 のジャケットで、
それを (ポールの死亡を) カミングアウトしたと・・・

rec5.jpg
[白いスーツを着てるジョンは牧師、黒いスーツのリンゴは葬儀屋、
裸足で歩くポールは死者を表していて、最後に上下Gパン姿で続くジョージは墓堀人だとの事・・・]

う~む、服装で人の職業をを判断するとは、
ブルーカラーとホワイトカラーで格差の激しいイギリスらしい基準点ではありますが・・・(苦笑)。
かなり強引ですね。

さらに続きます・・・
rec6.jpg
[左利きのはずのポールが右手でタバコを持っている。(コレは有名なエピソードですね。]

さらにさらに・・・
rec7.jpg
[バックに映っている白いビートルのナンバープレートが 『28IF』 になっている。
コレはもしポールが生きていれば28歳だったと言う事・・・]

さらにさらにさらに・・・
rec8.jpg
[裏ジャケの『BEATLES』 の 『S』 にクラックが入っている。]

また、収録ナンバーの 『カム・トゥゲザー』 の曲の中で、(先ほど針飛びした曲ですね・笑)、
ジョンが 『One and one and one is three』 と歌っている・・・
と、まぁ、出るわ出るわ、ポール死亡説の数々・・・
何とも、上手に理由をみつけたモノだと思います。

さらにもうひとつ、ポールの交通事故に関しては、『1966年11月9日水曜日の早朝』 に、
乗っていた 『Aston Martin』 が激突炎上したという事になっていたそうですよ。

噂はアメリカの大学生の間で広まり始めたそうですが、
インターネットのない60年代の出来事にしては、本当に噂 (都市伝説とも ? ) が
瞬時に世界中を駆け巡ったと言っても過言ではないですね。
それ程 『BEATLES』 は影響は大きかった言う事ですね。

他にも、ポール死亡説については 『Sgt. Pepper’s Lonely Hearts Club Band』 や
『Magical Mystery Tour』 のレコードジャケットからもうかがい知る事が出来るとされる
都市伝説 (こじつけ話 ? 笑) もあるのですが、話が長くなりそうなので、今日はこのあたりで・・・

ではでは・・・

タイトルとURLをコピーしました