Ajax 1960年代 “ブラック オイスター パール” ビンテージドラム セット Session-2

いや~ 先日、Ajaxのビンテージドラムを
イギリスから輸入した事をお伝えしたと思いますが、
実は輸送中に、バスドラムとタムのラグが破損し、
タムのフープも曲がってしまっていました。


まぁ、輸送中の事ですから、保険でカバーして頂く事になり、
一段落したのですが、Ajaxのドラムのパーツなんて、
簡単に手に入るハズもなく、結果から言いますと、
VESPAのレストアで培ったノウハウを生かして、破損した部分を修理する事にしました。

1A1.jpg
[こちらが輸送時に曲がってしまったフープの写真です。特に←部分の曲がりが酷く、
新品を購入しようと探してみたのですが、60年代のフープの為、5ホール仕様なのです。
現行品は6ホールで、対角線上にテンションボルトを締めてチューニングするのですが、
今となっては、このAjaxのような5ホールの販売品がなく、
思案した結果、板金の職人さんに手作業で曲げを直して頂く事にしました。
]

2251.jpg
[こちらの写真が修理が完了した5ホール仕様のAjaxの純正フープです。
機械作業ではないので、完全には元に戻りませんが、ほぼ、いい感じになりました。
ボトム部分で使えば、大きな問題はないと思いますし、あえて5ホールという
非対角線にチューニングするフープなので、全然チューニングでカバー出来ると思います。]

さて、フープは解決したのですが、問題はラグです。
Ajaxの場合、独特のAロゴが入るラグですので、入手が難しいと思います。


3158.jpg
[こちらが輸送時に折れたラグです・・・
パーツが手に入る見込みがないので、直す方法を思案中です・・・]

まぁ、VESPAの製作と同じで、急いでも、どうしようもない訳ですから、
コツコツとレストアして行くしかないのですが、なかなか楽しい作業ではあります。

さて、今日の動画はですね・・・
僕が高校時代、一番好きだったドラマー 『COZY POWELL』 師匠の
『DANCE WITH THE DEVIL』 をご覧頂こうと思います。
彼の真似をして、ヤマハのドラムでツインバスにしてました・・・
上手に叩けないけどね・・・ (笑) 。

さて、さて、仕事の合間に趣味でビンテージドラムをプチ・レストアするのは楽しいですね。
ドラムのレストアも仕事にしたいなぁ~ 何て思う事もありますが、
どのジャンルもレストアって奥が深いから、そう簡単に踏み入る事の出来ない
聖域のような気がします。

実際、何でも趣味でやっているウチが一番だと思います。
趣味のVESPAが仕事になって23年・・・ 苦労や苦悩がよく分かっていますからね・・・

ドラムのレストアまで仕事にしてしまったら、生きる希望がなくなります (苦笑) 。
ではでは・・・

タイトルとURLをコピーしました