いや~ 今日、イタリアから荷物が届きました。
で、中身は・・・
出してみると・・・
[こんな感じです。テキトーにバラしてありますね~(苦笑)。]
[当然ですが、組み立て前にフロントのベアリングをグリスアップしておきました。]
[組み立てるとこんな感じになります。
トップチューブが520mmなので、僕にとってはベストサイズに近いです。]
実はコレ、前々から欲しかった、モゼールのビンテージロードバイクなのです。
モゼールのビンテージバイクといえば、各部に彫刻の入った、いわゆるパンタグタフモデルが有名ですが、
このモゼールは70年代後半の仕様で、パンタグラフはなく、いかにも簡素な造りなのです。
さらにリアブレーキのアウターワイヤーはバンドで固定してあり、まさにラスコルサと同じ仕様なのです。
また、もう少し後年になると、オールカンパで組まれた、いわゆるグループセット構成になっていますが、
このモゼールにはカンパが一品も組まれていないのも、魅力だったりします。
カンパで組まれていない分、それぞれのパーツは個性的で、
構成は下記のようになります。
シフトレバー& フロント& リアディレイラー Huret
リア スプロケット Regina5スピード
ハブ&クイック Ofmega
リム NISI チューブラータイプ
ブレーキキャリパー Universal mod 125
ブレーキレバー RPM
ハンドルバー & ステム 3TTT
ヘッドセットパーツ Ofmega
クランク Ofmega
リアブレーキアイターワイヤーバンド Huret
ご覧のとおり、全て当時の一流品ですが、残念ながら、カンパやシマノのグループセットで構成するという
自転車産業の流れに乗って行く事が出来ず、今では消えてしまったパーツメーカーばかりです。
特にReginaのフリーやUniversalのブレーキ、それにOfmegaのクランク等、イタリア好きの僕には涙モノです。
また、ディレイラー関連だけは、フランスの名品Huretが装着されているのも魅力的です。
“アンチカンパ” と言えば聞こえが悪いですが、このモゼールに関しては、
全くカンパが使われていないので、何だか製作者の訴えが聞こえてく来る感じがしますね (苦笑) 。
ただ、乗りし出しには少し整備が必要だったので・・・
[まずはバーテープを巻き替え・・・ 前後のブレーキワイヤーを新品に交換して、
とりあえず、明日から乗ってみる事にしました。]
実はここ最近、毎晩、モールトンスピード6に乗って、
“修行” に出ているのは、このブログでもお伝えしていると思いますが、
もう少し楽に乗れるビンテージロードバイクが欲しくて、ついつい買ってしまったという訳です。
でも・・・ このモゼールも1970年代後半のロードバイクですからね~
モールトンスピード6に毛が生えたようなモノです・・・
う~む・・・ チョイスを間違えたかな~ (苦笑) 。
と言う訳で、今日の動画は 『Francesco Moser』 をご覧下さい。
マイヨ・アルカンシエルのジャージはやっぱ格好イイですね~