いや~ 今日は (今日も?) “家庭内事業仕分け” のお話です (笑) 。
ここ最近、昔からずっ~と持っていたモノを手放しているのですが、
今日、このブログにUPさせて頂いている 『50年代のBSA自転車』 も
今から25年近く前にイギリスのオートジャンブルに行った際、直接、現地で購入した物だったりします。
いつも、冗談半分に “家庭内事業仕分け” と書いていますが、
本当のトコを言いますと、自分の残された時間と持っている趣味品の数のバランスが
全く取れていない事に、ここ最近、憂慮しているという事があります。
僕は今、40代後半なのですが、先日、50歳になったバイク乗りの先輩が、
『いつまでバイクに乗れるか分からない。』、『少なくとも、60歳になった時、今のように体が動く保証はない。』
『だから、今こそ、必要なモノとそうでないモノをハッキリとさせないとイケない。』
的な事を言っておられました。
確かにこの先輩の意見には賛同出来る部分が多いです。
20代~30代なら、色々なモノに手を出しても問題ないと思いますが、
50歳になった時、体が動くタイムリミットが10年~15年と考えた場合、何かと難しくなって来ます。
実際、僕には趣味として、ドラム、ピアノ、車、レコード、スクーター、自転車、
ミニチュア、ヌードモデルの撮影、海外旅行 etc…が有りますが
全ての趣味を今のペースで熟していると、絶対に時間が足りなくなってしまいます。
100歳まで生きたとしても無理ですね~ (苦笑)。
なので、先の先輩が言った言葉・・・ 『必要なモノとそうでないモノ』 の区別を
今こそハッキリしておかないと、そうでなくても体力が衰える中、
趣味を謳歌する以前に、趣味品の管理だけに追われ、果ては全く手を付ける事のないビンテージ品が
倉庫の奥で朽ち果てて行く・・・ こんな情けない事が実際に起こる日が間近に迫っていると思います。
自分にとって何か必要なのか?・・・
何を残して、何を手放すべきなのか?・・・ 僕は趣味を中心に生きて来た人間なので、
なかなか答えが出なかったします。
ただ、今の段階で言える事は、趣味のカテゴリーを減らす事が出来ないのなら、
各コレクションの品をひとつかふたつに絞るという事です。
例えば、ビンテージの自転車も常に10台位所有していますが、
こうなると、乗らない自転車が必ず出て来ますし、コンディションも落ちます。
でも、『そのうち、また乗ろう』 と思いつつ、何年も放置したままになっていたりします。
まさに悪循環です・・・
前記のとおり、20代とか30代なら、『そのうち乗ろう』 も通用しますが、
50代になってこんな戯言を言っていると、あっ! と言う間に寿命が尽きてしまいます。
なので、何年も乗らずに保管 (放置?) している自転車に関しては、『今後は乗る事はない』 と見て、
キッパリ手放して、必要なモノだけを手元に置いておく・・・
その方がビンテージ自転車の保管、管理という側面から見ても正解だと感じるようになりました。
実際、そのビンテージ自転車を本当に必要として、メインで使う方の元に行くと、
コンディションを落とす事なく、きちんと管理して下さると思うので、
僕が倉庫の奥で放置しているより、何倍も良い環境だと思います。
当然ですが、この話は自転車だけではなく、ドラム、ピアノ、車、レコード、スクーター、ミニチュア等
どのジャンルの趣味にも当てハマる事かと思います。
まぁ、あくまでコレは僕の見解ですから、全ての方に当てハマる訳ではないと思いますが、
僕自身が50歳になった時、『そのうち乗ろう』 とか言っているモノは、
絶対に乗らないと思うので、『今、乗っている自転車しか手元に置かない』 方が
スマートで良いと思うようになりました。
今日はなかなか深い話になってしまいましたが、
40代後半になった今、趣味との向き合い方に悩む事が多いですね。
さて、前置きが長くなってしまいましたが、
今日、このブログご紹介する 『50年代のBSA自転車』 も
前記のとおり、25年位前に購入してから、殆ど乗っておらず、
『そのうち乗ろう』 と思いつつ、今日に至ってしまった為、
“家庭内事業仕分け” の対象になった次第です。
もし、興味があり、欲しい方がいらっしゃいましたら、
下記の写真をよくご覧になった上、
当店のホームページからお気軽にご相談下さい。
[『50年代のBSA自転車』 です。フレームの形状からレディースモデルになります。
前記のとおり、殆ど乗らずにオブジェにしておりました。
外観は経年の錆や傷が有りますが、格好良くヤレております。
ビンテージの雰囲気がお好きな方には気に入って頂けるかと思います。]
[ギアは定番のスターメー・アーチャー(Sturmey-Archer)の内装3速で、フツーに稼働しております。
タイヤサイズは24 x 1-3/8(37-540)です。
前後のホイールべースはハブのセンターからセンターで約108cm(誤差はご容赦下さい。) です。
サドルを一番下げた状態で、地面からサドルの座面まで約85cm(誤差はご容赦下さい。) になります。
サドルは名品ブルックスです。当時モノの純正品です。]
サドルだけではなく、ベルやライト等、全て当時の純正仕様のようですから、オリジナル度は高いかと思います。
鉄板ネタですが、休日にフロントバスケットにフランスパンを入れて乗る為の自転車ですよ (笑) 。
今となっては、とてもレアな自転車ですので、是非、ご検討下さい!
そうそう、プチ動画もありますので、
是非、ご覧下さい。
今日は営業ブログっぽくなってしまいましたが、
宜しくお願いしますね。
ではでは・・・
この自転車はすでに販売が決まりました。
沢山のアクセス、有難うございました。