いや~、昨日のブログでご紹介した『不倫VESPA』について
もう少し掘り下げてお話ししたいと思います。
で、このVESPAは2023年9月末までの期間限定で販売します。
それ以降は分解してパーツ販売する事にしています。
下記に写真を20枚UPして細かくご説明しておりますので、
興味の有る方は当店のホームページからご連絡下さい。
このVESPAの販売ページはこちらです。
ではここからがスペック紹介です。
[大変に珍しい1977年型です。並行ではなく正規輸入車です。
放置プレイが長かったようで、かなりハードに錆ています(苦笑)。
ですが、レストア再生する価値が有る貴重なモデルです。
また部品取りとしても最適です。]
[ボディは新車時からの白で塗り替えていません。オリジナルカラーのままです。
ガソリンコック横に黒い『PIAGGIO』デカールが残っています。
センターバッジは欠品です。またフロントバッジが流れ文字になっていますが、
この部分はきちんと板金塗装して元穴を埋めてから付け直しております。
ヘッドライトはイタリアのFBに交換されており、少し黄ばみが出ております。
またライトリムやバイザーは純正品ではなく後付けのパーツです。]
[丸パイプのブレーキアームと楕円のキーカバーはこの年式の大きな特徴です。
初期のスモールフラップや90SS等と共通のとてもレアな仕様です。
ハンドルロックは後発品(イタリアZADI製)が付属しており、きちんとロックできています。]
[スピードメーターも70年代のオリジナル品です。後発とはデザインが異なります。
また、スペアホイールホルダーもフック部がツノ型になっているタイプです。
このツノ型が当時の純正品になります。]
[シングルシート+タンクカバーも1977年型の純正品です。
錆が有りますが、折れ等は有りませんのでレストアベースとしては最適です。
Wシートが好きな方とは好みが分かれるかと思いますが、
70年代のシングルシートを探されている方にはオススメの逸品です。
ちなみにタンク内は錆が酷いので要防錆です。
また、旧型テールは純正ではなく後発品に交換されているようです。]
[このモデルは最初からウインカーがないタイプです。
ですからギアハンドルにも穴は開いていません。この仕様は日本国内ではレアです。
また、メインスイッチもRallyと同デザインの物が装着されております。
このメインスイッチが1977年型のウインカーなしモデルの純正仕様になります。
尚、フロントブレーキレバーは欠品しております。]
[フロントフェンダーやフロントフォークにも錆や傷が有りますが、
事故歴はなく曲がりはないようです。
尚、リンクアーム周辺が中途半端に分解されており内部ベアリングが落ちております。
(記載写真右側の赤い○部参照)
もしこのままレストアベースとして欲しい方がいらっしゃいましたら、
この部分は仮組して押し歩きできるようにしてお渡しします。
基本的には再度分解OHを行って下さい。]
[エンジンは勿論不動です。フレーム番号はきちんと判読できます。
フレームもエンジンも1977年型で間違いありません。
キックは降りますがこのままではエンジンはかからないと思います。
また、センタースタンドはなくサイドスタンドのみ装着されております。]
[フロアは張り替えが必要です。
また左後部フードにも小さな穴が有りますが、こちらは溶接で対応できそうです.。
レストアする場合、上級者向きになりますのでご注意下さい。]
以上のような不倫VESPAです(笑)。
倫理観がある方には過去のデータは全く関係ないと思いますので
不倫VESPAうんぬんは、ネタ的要素で捉えて下さる遊びゴコロがある方向きです。
基本的にこのまま現状で販売したいと思っておりますが、
エンジンだけOHして外観は錆が有るままのサバイバー仕様で乗る事も可能ですし、
定番のフルレストアのご相談もお受けします。
興味の有る方は当店のHP内の販売ページをご覧になりご相談下さい。
販売は2023年9月末までの期間限定です。
それ以降は分解してパーツとして販売する事にしています。
ちなみにシングルシート、旧型ハンドル、フロントフォーク関連
旧型スピードメーター、旧型スペアタイヤホルダー、77年型エンジン等
単品で販売してもかなりの高額になるレアなパーツばかりですから
その辺りの事も加味されてご検討頂ければと思います。
という訳で今日は完全なる営業ブログになってしまいましたが、
最後にこの不倫VESPAこと(笑)1977年型の50Sの動画を少しご覧頂こうと思います。
今日もお時間のある時に動画にお付き合い頂ければ幸いです。
(この動画はブログ限定です。)