今日は 『がきデガ』 のお話でも・・・

いや~ 今日は久々にマンガ本の話でもしましょう。
以前から、レストアの合間を見て、海の家の方に “プチマンガ図書館” を作っている事は
このブログでも何度がお話していると思います。

やはり、僕のような昭和40年代世代はどうしても、
『恐怖新聞』 『ブラックジャック』 『らんぽう』 『マカロニほうれん荘』 『750ライダー』 『ドカベン』 等が連載されていた
『少年チャンピオン』 に思い入れがあったりします。

その 『少年チャンピオン』 の中で、絶対に忘れてはならないのが、
『山上たつひこ』 先生の 『がきデカ』 だと思います。
30代~40代の方で、当時 『がきデカ』 を読んでない方はいないと言っても過言じゃないかな~

勿論、“海の家のプチマンば図書館” には、初期から90年代の再編成オムニバス版まで、
殆どの山上作品を揃えていたのですが、先日、超遅ればせながら、
ようやく、山上先生のマンガ家としての最後の作品、(←当時は先生が作家になるとの事で、そう言われていました。)
『がきデカ フィアナル』 の初版を入手する事が出来ました。
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[がきデカ ファイナルです。]

ここで少し 『がきデカ』 の事をお話しましょう。
1974年~1981年まで連載され、26巻まで発売されています。
発行部数も3,000万部を越えているので、モンスターヒットしたマンガですね。

でも、長期連載だったにもかかわらず、最終巻 (26巻) の最終話が、
ごく普通に終わるので、何だかきちんと連載が終了した感じがせず、
『がきデカ』 ファンの1人としては、少々、悶々としてしまった記憶があります。
これは、当時 『がきデカ』 のファンだった方なら、同じ気持ちだと思います。

ただ、これは後日談ですが、連載の打ち切りを希望したのは
『山上たつひこ』 先生の方からだったそうなのですが、
当時の編集長から 『いつでも連載を再開できる形で終わらせてほしい』との強い要望があった為、
結果、最終回なのに最終回らしくない終わり方をしたそうです。

このエピソードを聞くにあたり、当時、いかに 『がきデカ』 がキャラクターとして、
みんなに愛されていたかと言う事が分かりますね。

で、話は先日購入した 『がきデカ ファイナル』 の事になりますが、
この本 (マンガ) は、26巻が終了してから8年が経過した1989年に、
月一回、1年間限定で 『少年チャンピオン』 に連載された12話で構成されており、
この『がきデカ ファイナル』 を持ってして、1974年から連載が始まった 『がきデカ』が完結すると言う流れなのです。

僕としては、ようやく 『がきデカ』 の完結話を読めて、長年のモヤモヤが取れた感じでしたが、
少し、寂しい気持ちにもなりましたね・・・
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[“海の家のプチマンガ図書館” にある 『がきデカ』 です。『がきデカ ファイナル』以外は現在でも単行本が新品で購入可能です。
勿論、僕はオタクなので、全て当時モノで揃えています (笑)。]

さて、今日の1曲は、爽やかなボッサ系のナンバーにしたいと思います。
UKのポップグループ 『Matt Bianco』 の 『HALF A MINUTE』 をお聴き下さい。
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[↑ こちらはアナログ盤のジャケです。]

さて、さて、もう少し 『がきデカ』 のお話をしましょう。
実は2004年に 『ビックコミック』 で 『中春こまわり君』 と言う続編が2話読み切りで発表されたそうです。
この時、こまわり君や西条君は38歳と言う年齢設定だったとの事・・・
(ちなみに彼らは、偶然にも僕と同級生だったりします・・・)

で、この企画は2年おきにあるらしく、2006年にも同誌で3話続編が発表されたそうで、
前回の連載時より2年経過しているので、この時はこまわり君達も40歳と言う設定で描かれているそうです。

僕はお恥ずかしながら、この 『中春こまわり君』 の事を全く知りませんでした・・・
勿論、前回から2年経過しているので、2008年の今年も、 1月に 『中春こまわり君』の連載があったそうです・・・

う~む こうなると、何としても 『中春こまわり君』 もコンプリートしたくなるのが人情ってモノです。
は~ (ため息) 物欲に潰されそうな、今日この頃です(笑)。

ではでは・・・

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