心をゆさぶられる・・・

いや~今日、地元 『呉市』 のヤツから久々に泣けるメールが来た・・・
内容は・・・
『現在購入を考えております。
予算的にはあまりありませんが是非、見てみたいのですが・・・・
お店の所在地はどこになりますでしょうか?』

ここまでは問題ない・・・

で、続いて、こんな事が書いてある・・・
『見たところで、私は知識がないのでわかりませんが、
心を揺さぶられるものがあれば購入したいと思います。今週中にみにいきたいと考えております。』

『心をゆさぶられるもの』ってエラそうな事を書きやがって、コイツ何者 ? って感じでしょ、
ウチは20年以上もレストアをやっていて、自分のところのお客様だけは、
プロ意識を持って、きっちり対応しているので、こんな大げさな事を言われる筋合いはない。

で、肝心の予算は
『10万円位』 だって(大笑)。

君ねぇ~ 10万円ぽっちの予算で、『心をゆさぶられるものがあれば』 なんて、エラそうな事を書かれても困る。
久々に怒る気にもなれないおバカさんに出会った感じでアル・・・

あまりにも可哀そうなので、うちのお客様の中で
転売を検討している方がいらっしゃるので、状況を説明してみたところ、
『え~ 10万円で探してるの・・・ バカじゃないの ? 』 って呆れていた・・・

結果から言えば、こっちは仕事なので、お金のないヤツを相手にしても時間の無駄・・・
と、言うか、コイツ、メールの文面を見る限り、お金がない上に痛そうなヤツでしょ、
ヤバイよ~ こんなヤツを相手にするとロクな事はない・・・

と、言う訳で、“バカは相手にしない” の基本ルールにのっとり、丁寧に丁寧にお断りのメールを出したトコ、
『もうすこしゆとりができましたら改めて問合せさせて頂きます。』 と
お金を持っていないヤツ定番の “行く先不透明” な回答が来た。


あのねぇ~ 『もうすこしゆとり』 って・・・
君の金銭感覚は少し低過ぎないか? 僕が今集めているラディックのビスタライトなんて、
フロアタム1個だけで10万円近くするんだよ~ (苦笑)。

実際、物を買おうとして、値札を見て考えたりする時、いちいち 『ゆとりが出来たら』なんて、
大げさな事を思う前に、買い物って、自分の財布の中身や生活水準をわきまえた上で行う物でしょ・・・
そう思いませんか ?

そんなに格好つけないで、『僕はお金がないから買えません。』 って言えば済む事なのにね・・・
少なくとも、今は自分の足元が見えていない・・・
コイツの言う 『ゆとり』 と言う意味がまったく理解出来ない・・・

はぁ~ (ため息) ここのトコ、本当に忙しくて、予算のあるいいお客様ばかりだっただけに、
久々にイヤな気分になってしまいました・・・

もう少し節度と常識のある問い合わせを望みます。
今、VESPAをお乗りになっているVESPAファンのみなさんはどう思います ?
あなたなら大切なVESPAを購入する際、 『10万円位で心をゆさぶられるものがあれば買います。』・・・
こんなレベルの低い事を言って買わなかったでしょ ? (苦笑) 。


さて、気分を変えて、今日の1曲に行きたいと思います。
イヤな事があったので、大好きな 『EPO』 の曲でも聴いて、元気を取り戻したいと思います。
アルバム 『ハーモニー』 に収録されている 『夕闇のストラット』 をご覧下さい。

さて、さて、この週末も納車です。
バカなメールは無視して、仕事に専念したいと思います。

実際、『心をゆさぶられた上、きちんとしたご予算でオーダーを下さる』 大切なお客様が
沢山いらっしゃるので、その方達だけの為に頑張りたいと思います。

ではでは・・・

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