いや～ 今日はラージボディのテスト走行を行ったのですが、
ニュートラルに入れて押した際、よ～く耳を澄ますと、
かすかに 『カチカチ』 とギアの引っかかったような音がするのです。
実際、『言わなきゃ分からない範囲』 の音なのですが、
大切なお客様へお渡しするVESPAですから、言わない訳には行きません・・・
ワイヤー調整をしたり、ギアセレクターを交換したりしたのですが、
全く改善の余地がないので、再度、エンジンをバラバラにして、
ギア関連のパーツを見直す事にしました。
[再度バラバラに・・・ せっかく組んだエンジンをバラすのは “心が折れます” (苦笑) 。]
しかし、最初に組む際、ギアをバラバラにしてクリアランスを見て、
スパイダーもセレクターも新品に交換していた為、考えられる原因は、社外品のスパイダーとシャフトの相性か ?
もしくはシャフト自体が何らかの原因で歪みがあり、かすかなギアノイズが出るくらいしか、
“思い当たるフシ” がないのです・・・
とにかく、考えられる原因を消して行く事にして、まずはギアスパイダーをフラットなモデルに入れ替え、
再度、組み直したのですが、全く、改善の様子がないのです・・・
そこで、頭を切り替え、リアシャフトごと別のパーツとA’SSY交換する事にして、
『海の家』 に置いていた、1979年型の初期のPのエンジンを降ろし、
それからパーツを外し、ギアを組み替え、エンジンの再々組み立てを行いました。
[結局、別のエンジンもバラし、リアシャフトを外し、コンバーションする事に・・・]
で、今度は無事に解決・・・
まぁ、目に見えない部分ですし、力のかかるトコですから、
不具合が出てもおかしくないのですが、完璧に壊れているのならまだしも、
“耳を澄ませば” 聞こえる、微妙なノイズと言うのが、一番のクセモノだったりしますね・・・ (苦笑)。
結局、バラし、組み直し、再度バラし、別エンジンもバラし、パーツの交換もして、再々組み立て・・・ と、
こんな事を “チマチマ” とやっていたら、7時間もかかってしまいましたが、
納得の出来る成果が出たので、『ほっ』 としました・・・
さて、今日の1曲ですが、スパイダーを2度も交換したので、
“スパイダー繋がり” で、『スパイダース』 の 『バン・バン・バン』 をお聴き下さい (笑) 。
さて、さて、明日はいよいよ 『海の日』 です。
昨年は友達を呼んで、海の家で夏の日を楽しんだのですが、
今年は仕事が忙しい過ぎて、全くゆとりがない状態です。
もっとも、明日の広島の空模様は大荒れとの事・・・
レジャーを楽しみにされている方には申し訳ないのですが、
遊べない僕にとっては、“諦めのつく海の日” となりそうです。
ではでは・・・
