7~8年位前かな・・・
『ロンドン』の『ポートベローマーケット』をウロウロしている時、
ちょっと素敵な時計に出会いました。
それは『オメガ・スピードマスター』・・・
正直、どこにでもある時計ですが、薄汚れたショーケースの片隅にある様子が、とっても絵になるのです。
『ロンドン』、『ポートベロー』、『のみの市』と言った、素敵な雰囲気が、僕の心を動かしたようです(笑)。
[本当に“のみの市”です。映画『クイーンコング』でも出て来たので、見覚えがある方も多いかも?]
とは言え、プライスカードを見ると、日本円で約『150,000円』・・・
旅先での買い物としては、決して安くないので、悩みながらも、そのお店の前を2~3回ウロウロした後、
『よし、見るだけならいいだろう!』って思い、
店員さんにお願いして、ショーケースから出してもらいました。
結果、1分後、買っていました(笑)。
店員さんの『The moon landing』と言う言葉の響きにまどわされました・・・
別段、時計がそんなに好きな訳ではりませんが、
アンティーク全般が好きで、その延長で時計も持っているって感じなので、
『VESPA』や『BEATLESのレコード』のように、細かなディティールにはこだわっていません。
僕の場合、旅先での出会い(衝動買い・笑)が多く、
整理したとは言え、気が付くとロレックスも5~6本になっていたりしますが(苦笑)、
そんなに、詳しい事が分かって買っている訳ではなく、
その時の出会いとか、旅の思い出的な要素が強かったりします。
で、今回の『スピードマスター』も雰囲気にほだされて買ってしまったので、
詳細が分からなかったのですが、日本に戻ってから専門店にオーバーホールを出した際、
70年代の物(正直、あまり覚えていない・・・)で、現行とはムーヴメントが異なるような事を
言われた記憶があります。
[今日、久しぶりに出してみました・・・]
ただ、僕は運がイイのか?海外でアンティーク品を買って、その後、日本で専門の方に見て頂いた際、
一度もパチ物だった事がなく、どちらかと言えば、『良い買い物をしましたね。』
『必要なくなったら、買い取りますよ。』って言われる事が多いです。
今の間に全部売って、美味しいモノでも食べようかな(笑)。
そう言えば、この『スピードマスター』ですが、オーバーホールは1ヶ月程で完了したのですが、
60,000円位で済んだ記憶があります。
フェイスはオリジナルを残してもらったのですが、針やリューズは全てオメガから取り寄せ、
新品に交換しています。
ただ・・・その後、全くと言っていい程、使っていないのです(苦笑)。
どうも、『スピードマスター』は自分の趣味ではなかったようです。(じゃ~買うな!って感じでしょ、反省しています)・・・
こんな風にして、僕の家にはガラクタ(興味の無い人から見れば!)がたまって行くんだと、
マジでマジで反省しています。
とは言え、人間はなかなか変われない(笑)。
今でも、旅行先でアンティーク品を見ると、心の中の自分が叫びます。
とりあえず、
「買っちまいな!」
今日はそんな『心の叫び』にピッタリな曲(笑)、
『BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY』をお聴き下さい。(12インチアナログ盤からです。)
次をクリック→[audio:BATTLE.mp3]
機会があれば、衝動買いしてしまったガラクタ達を、
改めてご紹介しますね・・・
また懲りずに『買っちまった~』ですね(笑)。
ではでは・・・