いや～ マジで仕事がはかどらない・・・
一生懸命にやっていますが、何かひとつ歯車が狂うと、
全ての “だんどり” が狂ってしまいますね (苦笑) 。
ここ最近も、64年型のスモールフラップの製作にあたり、
何度も何度も塗装屋さんに僕の意向を伝えてはいたのですが、
希望どおりの仕上がりにはならず、結局、他の塗装屋さんに再調整を依頼するハメに・・・
最終的には、満足の行くレベルまで仕上がったのですが、
この手直し作業に1ヶ月以上もかかるアリサマ・・・
オーナーの方には申し訳ないし、
仕事の進め具合が上手くない自分に腹が立つわで、何とも言えない、自己嫌悪に・・・
で、今日はようやく仕上がった64年型のスモールフラップに装着した
50S用の純正スタイル メッキマフラーの音を動画でお聴き (ご覧?) 頂こうと思います。
[VSHのオリジナル品です。
タイヤ交換の事を考え、マフラーのエンド部分を少し短く設定した、優れモノです。
特にソリッドカラーのVESPAには、メッキマフラーはよく映えますよ。
(* 夕暮れの海で撮影したので、少し寂しい感じになりました・・・) ]
動画をご覧になれば、スモールフラップ50にしては、
かなりキビキビと走っている様子を見て頂けると思います。
このスモールフラップは、古い3速のエンジンにこだわり、
キャブもこのエンジンにベストマッチな 『16/10』 を使用 (お店にあったデッド品を採用) したのですが、
最高速を目指すよりも、“古いVESPAに乗る” と言う体感部分を重視しました。
とは言え、現代の道路事情でも、あまり苦戦しないようにと、
ヘッドやクラッチにも手を入れているので、先にも書いたように、
ノーマル車よりも、キビキビとした走りをする訳です。
バカみたいに速くするのは簡単ですが (笑) 、古いVESPAの雰囲気を残しつつ、
現代の街乗りでも楽しめるVESPAにするのは、なかなかバランスが難しかったりしますが、
今回のスモールフラップは、本当にいい乗り味になっています。
メッキマフラーの音を含め、是非、その雰囲気をご覧下さい。
