いや~ 今日、午前中はお店で、
先日、途中まで整備した 『velocifero』 のキャブのOHを行いました。
[手持ちのパーツを見たところ、ニードルとチャンバーケースのパッキンを
新品で持っていたので、とりあえず交換しました。]
で、このキャブレターをポケットへ入れ (笑)、島でテスト走行する予定のVESPA50Sを
軽トラに積み込み、お昼前に 『海の家』 へ向かいました。
到着後、ほどなく 『velocifero』 の整備を始めたのですが、
トライ & エラーの連続で、一筋縄では行きませんでした・・・
まず、ガソリンコックの付け根からオーバーフローしていたので、ここから着手したのですが、
通常はパッキンやコック等、パーツの交換で簡単に修理出来るところですよね。
ですが・・・ 『velocifero』 の細かいパーツを手に入れるのは絶望的なので (苦笑)、
部品取り車の方からタンクのアッセンを外し、移植したのですが・・・
困った事に、移植した方もコックの付け根からオーバーフローするではないか !
それに、よく見てみると、今回修理する予定の 『velociferoの後期モデル』 と、
部品取りにしている 『velociferoの前期モデル』 では、コックの形状が異なる事に気付きました。
もっもと、コックの形状が違うだけで、タンク本体の形状は相違がない為、
『修理しやすい』 と言う点で考えたところ、
元々付いていたタンク (後期モデル) のコックパッキンの方が、丸型だったので、
汎用品で代用出来ると思い、結果的にこちらの方を修理して使いました。
[左側が前期モデルのコックです。部品取り車にはこのタンクASS’Yが装着されていました。
コック本体が平たい形状の為、パッキンを製作するのがメンドーなので断念・・・
右側が後期モデルです。修理予定車には、元来この円盤型のタイプのコックが装着されていました。
試行錯誤の末 (笑)、コックとタンクの間にパッキンを入れ、オーバーフローを止めました。
実際、前期と後期でパーツの形状が違うという事は、それなりに理由があっての事でしょうから、
後期の方を修理して使った方が正解かと思います。
さて、最後にキャブの組み付けを行ったのですが、
お店でOHしたキャブの調子が全然出ないのです・・・ (苦笑)。
仕方なく、ダメ元で部品取り車からキャブを外し、OHして装着したところ、
すごく調子が良く、結果的にキャブだけ前期モデルのモノをコンバートして解決しました。
とは言え、キャブに関しては、全く同じ物で前期と後期で型番の変更はありませんでした。
[キャブだけ部品取り車からコンバート・・・
[『velocifero』 の整備は部品取り車が一台無いと、厳しいかもしれませんね・・・]
[プラグキャップが “グラつき” 気味になっていたので、
手持ちのデイトナ製の赤いキャップに交換しました。]
[ちなみに 『海の家』 の倉庫からヘラーのウインカーが出て来ました。(←何故か中途半端な3個・笑)
『velocifero』 に装着しようかなぁ~って、悩んでいるところです・・・]
と、言う訳で、今日の動画はですね、
その調子良くなった 『velocifero』 の様子を少しご覧下さい。
さて、さて、今日は夕暮れ時まで 『velocifero』 を整備していた為、
50Sのテスト走行が出来なくなってしまいました。
なので、今夜は 『海の家』 に泊まり、明日の朝から50Sのテスト走行を行う事にしました・・・
はぁ~ (ため息) ・・・ 明日も大変です。
ではでは・・・