いや~ 今日は午後から 『海の家』 へパーツを取りに行ったのですが、
曇空で風が強く、絶対に外では作業したくない環境でした (苦笑) 。
[今日の島の様子です・・・
たまに薄日が差しますが、基本的には曇天・・・
夏の海とは違い、この時期、海の表情は険しいですね~]
ところで、ここ最近、奥さんの機嫌が芳しくないので、
あまり使っていない物の “家庭内事業仕分け” が進行中なのですが、
今回、『海の家』 にずっ~と保管しておいた、Ludwigのフラットベースシンバルスタンドも
仕分けの対象になってしまいました・・・
[こちらが、そのLudwigのフラットベースシンバルスタンドです。
ご覧のとおり、フラットタイプですが、リンゴスター先生の1400とは少しデザインが異なります。
ロゴシールと足裏部分のデザインから、60年代後半~70年代初期のスタンダード系の
ハードウェアではないか?・・・ そんな風に推測します。 裏には “2423” の番号が見て取れます。
とてもレアな物ですが、残念ながら “家庭内事業仕分け” の対象になってしまいました・・・(半泣き)]
ところで、もうひとつ “家庭内事業仕分け” の対象になった物があります。
それはと言いますと、アンティークカメラです。
[こちらが “家庭内事業仕分け” の対象になったNIkon SPです。
5cmのf2付きで、シリアルが620万台の初期型になります。
1957年~65年の間に製造された名機です。]
このカメラは僕が20代の頃に購入した物で、
当時、多くの友人はバルナックライカを買って、首からぶら下げて、ツウっぽく振舞っていましたが、
僕はバルナックより、メカニカルな外観のNikon SPの方が見た目にも好きだったので、
このカメラを選んだ次第です。
実際、価格もハンパなく高くて、当時、30万円位出して買った記憶があります。
確か、バルナックが10万円位だったので、その3倍です・・・
今、考えてみれば、よくこんなモンを買ったなぁ~って思いますが、
実はこのNikon SPは、2005年に2,500機限定で再販されたんですよ~
オリジナルを持っていた僕としては、50Sビンテージを再販された時と同じ位
“嫌な衝撃” を受けました・・・ と言うか、正直不快でした (苦笑) 。
限定とは言え、『何で再販なんかすんだよぉ~』 ってがっかりしましたが、
フタを開けてみれば、販売価格が724,500円との事・・・
こんな高価な再販カメラ、『誰が買うの ? 』 って思っていたら、案の定、市場でダブつき始め、
大幅な値崩れが起きてしまい、最後には新品同様が半額近くの値段で取り引きされるアリサマに・・・
そんなこんなで、僕が持っている初期のシリアルが620万台のNikon SPまで総じて値崩れを起こしてしまい、
今や、10万円前後で販売されている固体もちらほら・・・
ニコンさん、やっちまったよなぁ~ (苦笑)。
まぁ、僕としては持っておきたいカメラではありますが、
奥さんに怒られるので、さっさとヤフオクで転売してしまい、今後は、
“貧者のライカ” こと、ローライ35で遊びたいと思っています。
[こちらが “貧者のライカ” こと、ローライ35です。僕が持っているのは最後期の35SEです。]
とは言え、このNikon SP・・・ 10年以上、全く使っていないので、
近日、フィルムを入れて、稼動確認をしてみないと、転売する事が出来ません・・・
まぁ、古いカメラ程、しっかりしているので、長年の放置をモロともせず、
キレイに写ってくれるとは思いますが・・・
おっと、その前に・・・ フィルムの入れ方を忘れてしまったので、
ネットで検索して調べないと・・・ (笑) 。
さて、今日の1曲はですね・・・
『オージェイズ』 の 『裏切り者のテーマ』 をお聴き頂こうと思います。
Nikon SPが再販されると聞いた時、裏切られた気分になった記憶がありますからね・・・(笑)。